Japan Defeats U.S. to Win World Baseball Classic Title
Japan won the World Baseball Classic over the defending champion United States 3-2 as Shohei Ohtani struck out his Los Angeles Angels teammate Mike Trout at the very end.
■チェック
・defeat ～を負かす、やぶる
・defending champion 前回優勝チーム
・strike out ～を三振に打ち取る
・at the very end 最後の最後に
■対訳
「日本、米国を破り WBC 優勝」
火曜夜、日本が前回王者の米国チームを３-２でやぶり、ワールド・ベースボール・クラシック優勝を勝ち取った。最後の最後は、大谷翔平がロサンゼルス・エンゼルスのチームメイトであるマイク・トラウトを三振に打ちとる形だった。
■訳出のポイント
defeat の語源は
「分離する」 → 「遠ざけてしまう」 という意味のラテン語
disfacrere 。
ここから
敵、相手などを 「遠ざける」 → 「退ける」 → 「負かす」 「破る」
という動詞となっています。
スポーツ関連の英字新聞では、
昨日の記事で解説した
beat とほぼ同義で、
どちらもよく使われる動詞なので、
あわせて再確認しておきましょう。
defending は
「守る」 「防衛する」
という動詞 defend の現在分詞。
そこで、
defending champion は
「（タイトルを）防衛する優勝者」。
つまり、
「前回優勝者」 ということです。
文脈によっては、
「前回優勝チーム」 「前回優勝国」
などのように訳し分けるといいですね。
strike out は
野球用語の名詞 strike 「ストライク」 から派生した成句で、
「三振にする」 「三振をとる」 の意。
strike out ～ で
「～から三振を奪う」 「～を三振に打ちとる」
という言い方になっています。
本文末尾の
at the very end の very は強意（強調）です。
つまり、
「まさに最後に」 → 「最後の最後に」
ということですね。
ここでは、
日本１点リードで迎えた９回表のツーアウトで迎えた場面を、表現しています。
侍ジャパンが、３大会ぶりの世界一を目指しMLBスター軍団の米国と対戦しました。
結果は、日本が３-２で米国を破り３度目の優勝！
１点リードで迎えた９回表に、大谷翔平投手が登板し、最後はチームメイトのトラウトを見事空振り三振に仕留めました。
大谷は胴上げ投手に、そして大会 MVP にも選ばれました。
■編集後記
米国チームの監督が、台本があったかのような試合だと語っていたのが印象的でした。最後が大谷とトラウトの勝負というのはまさに映画のようです。今年は野球の質として日本が世界No1であることが証明されました。しかし、この大会各チーム活躍した選手はメジャーリーガーだったことを考えると、やはりリーグとしてはMLBがNo1なのでしょう・・・それにしても昨日のうちに日本チーム選手は帰国便に乗るというのにも驚き。ホテルでゆっくり疲れをいやしながら気の合った仲間たちと祝杯をあげる・・というわけにはいかないのですね・・・
金融ビジネスの最前線で活躍した先生が、生きた英語を教えてくれます。
NHK英会話の講師、英会話関連著書多数。
彼の英単語の覚え方はまじ壮絶でした・・ 留学経験なしでも英語ペラペラだったそうです。
https://aim-l.xyz/us/t/code/sn3u.html
（裏）上野公園のソメイヨシノ、週末くらいまでは見頃が続きそうです。