Japan’s Tokito Oda, 17, Wins Wimbledon Wheelchair Title
17-year-old Tokito Oda from Japan became the youngest male player to win a Wimbledon singles title in any discipline after beating Alfie Hewett 6-4, 6-2 in the men’s wheelchair final on Sunday.
■チェック
・Wimbledon 【テニス】ウィンブルドン選手権
・wheelchair 車いす
・win a singles title シングルスで優勝する
・discipline 領域、分野 → 部門
・beat ~を負かす、~に勝つ
・final 【名詞】決勝戦
■対訳
「日本の小田凱人(17歳)がウィンブルドン優勝、車いすテニス」
日本出身で17歳の小田凱人が、日曜日に行われたウィンブルドンの車いすテニス決勝でアルフィー・ヒューエットを6-4、6-2で破り、全部門を通じて男子シングルスでは同大会史上最年少の優勝となった。
■訳出のポイント
title は
本、絵、音楽などの「題」「表題」
あるいは
映画、テレビの「字幕」
といった意味でよく知られる名詞。
同時に、英字新聞では
競技、スポーツなどにおける「選手権」「タイトル」
の意味で頻出です。
win a title で
「選手権(タイトル)を勝ち取る」→「優勝する」
という言い方になっています。
そこで、
今日のタイトルでは
win (a) Wimbledon wheelchair title
「ウィンブルドン(選手権)の車いす(部門)で優勝する」
というわけですね。
また、本文では
win a singles title
「シングルスで優勝する」
という使い方になっています。
discipline はもともと
「訓練」「鍛錬」「修養」
あるいは
「規律」「しつけ」「風紀」
を意味する名詞。
また、
学問などにおける(正式な)「領域」「分野」
という意味でも使われます。
今日の場合は、
テニスのウィンブルドン選手権における競技の「領域」→「部門」
ということですね。
すなわち、
became the youngest male player to win a Wimbledon singles title in any discipline
の部分は
「どの部門においても、ウィンブルドンのシングルスで優勝した最年少の男子プレーヤーとなった」→
「全部門を通じて男子シングルスでは、同大会(=ウィンブルドン選手権)史上最年少の優勝となった」
というわけです。
final は本来
「最後の」「最終の」
という形容詞で、
ここから
「決勝戦」「決勝ラウンド」
という名詞としてもしばしば登場する単語。
しっかり、再確認しておきましょう。
したがって
in the men’s wheelchair final の部分は
「男子車いすの決勝戦で」
ということですね。
テニス四大大会のウィンブルドン選手権・・・
車いすの部男子シングルスで、日本の小田凱人が大会初優勝を飾ったニュース。
17歳69日での優勝は、同大会では部門にかかわらず男子シングルスで史上最年少です。
日本男子としては、今年1月に引退した国枝慎吾さんに続き、2人目の王者となりました。
小田選手は、6月には全仏オープンを制して、世界ランク1位にのぼり詰めています。
今回の優勝で四大大会2連勝となり、8月末の全米オープン、そして生涯グランドスラム(四大大会全制覇)への期待がいやでも高まりますね。
■編集後記
国枝に続いて小田凱人が車いすテニスのテッペンに君臨しそうです。しかも、17歳でグランドスラム2連覇は、すでに国枝選手を超えるスケールですね。愛知県一宮市出身。サッカー少年でプロ選手を目指していたのに、9歳で左脚に骨肉腫を発症して車いす生活に・・・辛い苦しい思いをたくさんしたことでしょう。今後のますますの活躍に期待。
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