毎日1分!英字新聞YouTubeチャンネルがスタートしました。今日の配信記事をその日にネイティブ音声で公開します。

音声の読み上げスピードはNormal, 120%, 150%と3段階。(150%は早口の世界)

これを繰り返し聞けば、1年後にはリスニング力が大幅に向上していることでしょう。今すぐ登録して毎日、リスニングの学習にご活用ください。では!

https://www.youtube.com/channel/UCnAS9WqXFfsUjahainO4Smg

毎日1分!英字新聞 石田

コペンハーゲン、観光客に CopenPay 提供へ

Pocket

Copenhagen to Offer ‘CopenPay’ for Tourists

Copenhagen is launching a new program called ‘CopenPay’ in which tourists will be rewarded with free meal, drink and attractions if they participate in environmentally friendly activities in the Danish capital.

■チェック

・offer ~を提供する
・tourists 観光客
・launch a new program 新プログラムを始める
・called ~と呼ばれる
・be rewarded with (報酬として)~を与えられる
・meal 食事
・participate in ~に参加する
・environmentally friendly activities 環境に配慮した活動
・Danish capital デンマークの首都

■対訳

「コペンハーゲン、観光客に CopenPay 提供へ」

デンマークの首都コペンハーゲンで、CopenPay という新しいプログラムが始まる。市内で環境に配慮した活動に参加した観光客には、食事やドリンク、アトラクションなどの特典が無料でもらえるという。

■訳出のポイント

launch は

「~を始める」「~を開始する」

という意味で英字新聞頻出の重要単語ですね。

launch a new program で

「新しいプログラムを開始する」「新プログラムを始める」

となっています。

今日の本文では、

is launching と

現在進行形で使われていますね。

ただし、ここでは現在のことではなく

【すでに決定していて準備や手配が進められている未来】

を表しています。

実際に、この新プログラムは7月15日から開始される
予定となっています。

このように、

【すでに準備が整い具体的に決定している近い未来】

を表現する場合、現在進行形が使われるパターンが多いので、しっかり確認しておきましょう。

本文の前半と後半をつなぐ

in which は

関係代名詞 which に前置詞 in が伴う形で、

先行する CopenPay を受けて

「CopenPay においては…」と、

which 以下 … で

CopenPay の内容を説明しています。

つまり、

「そのデンマークの首都(=コペンパーゲン)でもし観光客が環境に配慮した活動に参加したら、無料の食事やドリンク、アトラクションが(報酬として)与えられる」→

「コペンハーゲンで環境に配慮した活動に参加した観光客には、食事やドリンク、アトラクションなどの特典が無料でもらえる」

ということですね。

reward はもともと

「報酬」「報奨」「報い」「ほうび」

という意味の名詞。

ここから

「~に(したことに対して)報いる」

「~に報酬(ほうび、見返り)を与える」

という動詞としても使われます。

ここでは、受動態の

be awarded with ~ で

「~が報酬(ほうび)として与えられる」

「~を報酬(ほうび)として受けとる」

という言い方になっています。

すなわち、

「(報酬として)無料の食事やドリンク、アトラクションが与えられる」→

「(見返りとして)食事やドリンク、アトラクションなどの特典が無料でもらえる」

というわけですね。

観光客の意識に変化を与え、環境に配慮した選択を促すという目的で、デンマークの首都コペンハーゲンの観光局が新たに CopenPay というプログラムを開始する、という話題でした。

この CopenPay は、市内清掃運動への参加、サイクリング、都市農園でのボランティアなど、環境にやさしい活動に参加した観光客は、ランチ、コーヒーやワインなどのドリンク、美術館ガイドツアー、カヤックレンタルなどの特典が無料でもらえる、というものです。

「環境に配慮した行動を、コペンハーゲンの文化を体験するための通貨に変える」

という意味で

CopenPay

と名づけたそうです。

利用可能な活動や特典など最新情報は

copenpay.com

でチェックできます。

■編集後記

日本でも、使い捨て歯ブラシを使わないとか、連泊の際にタオルを交換しないなど、環境に配慮した選択をした宿泊客は、になんらかの特典(ミネラルウォーターとか菓子など)がもらえるというホテルなどがありますね。同様の取り組みを都市全体が観光客に対してするのは、とてもいいと思います。tokyopayなるものが出てきそうです。

(裏)実家ではルーフバルコニーに面した部屋を占有する私が洗濯干し担当。雨雲との闘い。

英字新聞の対訳と解説が毎日LINEで届く!毎日1分!英字新聞公式LINEにご登録ください

 

友だち追加

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ

 

この記事も読まれています



スポンサーリンク