Uniqlo to Stay Open in Russia
Japanese fast fashion giant Uniqlo will continue to keep its stores in Russia open as many other major firms halt operations in protest against the Kremlin’s invasion of Ukraine.
■チェック
・stay open （店舗の）営業を継続する
・fast fashion giant ファストファッション大手
・in protest against ～に抗議して
・Kremlin クレムリン宮殿 → ロシア（政府）
■対訳
「ユニクロ、ロシア国内の店舗営業継続へ」
ロシアによるウクライナ侵攻に抗議して、多くの主要企業が同国内での事業を停止する中で、日本のファストファッション大手のユニクロは、ロシア国内の店舗営業を継続するという。
■訳出のポイント
open は
「開ける」 「開く」
などの意の動詞としても頻出ですが、
もともとは
窓、扉などが 「開いた」 「開いている」
という形容詞。
店、銀行などが 「開いている」 「営業中の」
という意味合いでもよく使われる単語ですね。
そこで、タイトルの
stay open は
店などを 「開いている状態に保つ」 「営業を続ける」
という言い方になっています。
また、本文では
keep its stores in Russia open で
「ロシアにおける店舗を開いている状態にしておく」 →
「ロシア国内の店舗の営業を続ける」
ということですね。
早くて安い食べ物を提供するレストランのことを
fast food restaurant 「ファストフードレストラン」
と言いますが、
これにちなんで
最新の流行を取り入れながら低価格な衣料品を短いサイクルで大量生産・販売するファッションブランドのことを
fast fashion 「ファストファッション」
と言います。
今日の記事では
Uniqlo 「ユニクロ」 のことを
Japanese fast fashion giant
「日本のファストファッション大手」
と説明しているわけです。
protest は
「抗議」 「異議」 「反対」 「不満」
などを意味する名詞。
ここから
in protest against ～
「～に対する抗議において」 →
「～に抗議して」 「～に反対して」
という言い方になっています。
したがって、本文末尾の
in protest against the Kremlin’s invasion of Ukraine
の部分は
「ロシアのウクライナ侵攻に抗議して」
ということですね。
ユニクロを展開するファーストリテイリングは火曜日、現在４９あるロシアでの店舗営業を継続することを表明しました。
現在、ウクライナ侵攻への抗議や、商品の配給停滞などにより海外企業のロシア国内での事業停止が相次いでいます。
同じファストファッション大手の H&M や ZARA、家具大手の IKEA なども営業停止を発表する中、ファーストリテイリングの柳井正 CEO は、
「戦争は絶対にいけない、あらゆる国が反対すべき」
とロシアを非難しつつも、
“Clothing is a necessity of life”
「衣服は生活必需品」 なので、
状況を注視しつつ、事業を継続する方針を示しました。
■編集後記
多くの企業が撤退する理由としては、世界最大の物流会社のいくつかがこの地域での事業を停止したため、サービス停止以外の選択肢がなかったというものがあります。ユニクロはロシア国内でも服を製造しているのでしょうかね・・
今日の動画
https://youtu.be/i4xJqsvVXpo
（裏）朝ガソリンスタンド寄ったら、タイヤ交換している方がいました。私もそろそろか・・