Amazon Launches Online Pharmacy in Japan
US-based online retail giant Amazon on Tuesday launched services to sell and deliver prescriptions in Japan, partnering with 2,500 drugstores across the country.
■チェック
・launch ~を始める
・pharmacy 薬局
・online retail オンライン小売、ネット通販
・giant 巨大企業、最大手企業
・prescription 処方薬
・partner with ~と提携する
・drugstore ドラッグストア
■対訳
「アマゾン、日本でオンライン薬局を開始」
米国を拠点とするネット通販大手のアマゾンは火曜日、日本で処方箋の販売および配達サービスを開始した。全国2500店のドラッグストアと提携する形だという。
■訳出のポイント
launch は
新しい事業などを「始める」「開始する」
という意味で、英字新聞頻出の重要動詞。
繰り返し再確認しておきましょう。
pharmacy は
「薬局」。
主に「調剤薬局」
を指すことが多い名詞です。
それに対して、
drugstore 「ドラックストア」は
薬の処方・販売のほか、キャンディーやスナック菓子、化粧品、雑誌、飲料なども扱う店となっています。
-based は
名詞、副詞につけて
「…を基にした」「…に基礎を置いた」「…を本拠(拠点)にした」
という連結形容詞を作ります。
US-based で
「米国を本拠にした」「米国を拠点とする」
ということですね。
US-based online retail giant で
「米国を拠点としたネット通販大手(企業)」
となっています。
prescribe は
「~を指示する」「~を規定する」
という動詞で、
医学用語では
薬や療法などを「処方する」
という意味に使われます。
prescription はその名詞形で、
「指示」「規定」
あるいは
「処方」「処方箋」「処方箋薬」の意。
ここでは
sell and deliver prescriptions で
「処方薬を販売および配達する」
ということですね。
partner の語源は
「(活動などを)ともにする人」という
アングロノルマン語 parcener。
ここから、
活動、苦楽などをともにする「仲間」
会社などの「共同出資者」「共同経営者」
ダンスやスポーツ活動などの「パートナー」「相手」「相棒」
あるいは
「つれあい」「配偶者」
など、広い意味で使われる名詞ですね。
また、
「~と組む」「~のパートナーとなる」「~と提携する」
という動詞としても用いられるので注意してください。
本文後半の partnering with … 以下は
「全国で2500店のドラッグストアと提携して」
となっています。
ネット通販大手のアマゾンが、処方薬のオンライン販売に参入したというニュース。
調剤薬局大手の「アインホールディングス」や大手ドラッグストア「ウエルシア」など全国2500店の
薬局と提携し、
Amazon Pharmacy
をスタートしました。
医師の処方箋が必要な薬についても、アマゾンアプリで注文を受け、患者の自宅などへ配送するサービスが含まれます。
処方薬の配送に関しては、フードデリバリーを手がけるウーバーイーツなども展開していて、診察から薬の受け取りまでオンラインで完結するサービスが今後広がりそうですね。
■編集後記
日本でもコロナ禍を機に医療サービスのオンライン化がずいぶん進みましたね。ネット通販で高いシェアを持つアマゾンの参入で競争が熾烈化しそうです。
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