Record Rain in Japan’s Quake-stricken Noto Kills 7
Seven people have been killed and six others are missing after record heavy rain caused floods and landslides in central Japan’s Noto region, which is still recovering from a major earthquake on New Year’s Day.
■チェック
・record (heavy) rain 記録的な大雨、豪雨
・quake-stricken 地震の被害にあった
・Noto (region) 【日本】能登地方
・missing 行方不明の
・cause floods (landslides)洪水(土砂崩れ)を引き起こす
・recover 回復する、復興する
・major earthquake 大規模地震
・New Year’s Day 元日、1月1日
■対訳
「震災の能登、記録的大雨で死者7人」
元日に大規模地震に見舞われ、復興の道半ばにある日本中部の能登地方で、記録的豪雨による洪水および土砂崩れが発生した。少なくとも7人が死亡し、さらに6人が行方不明になっている。
■訳出のポイント
「記録」
という意味の名詞としておなじみの
record。
英字新聞では、
形容詞的に
「記録的な」「記録破りの」「空前の」
という意味合いでも頻出です。
record rain
あるいは
record heavy rain で
「記録的な雨」「記録的な大雨」「記録的豪雨」
ということですね。
quake は
earthquake の略で
「地震」の意。
英字新聞、とりわけタイトル(見出し)ではよく使われます。
「打つ」「襲う」
という動詞 strike の過去分詞は、
struck
ですが、かつては
stricken
が使われていました。
現在では、この stricken は
病気、災害、不幸などに「襲われた」
という形容詞として残っています。
そこで、
タイトルの
quake-stricken は
「地震に襲われた」「地震に見舞われた」「地震で被災した」
という形容詞になるわけです。
もともと
「原因」「要因」「理由」
という意味の名詞である
cause は、
「~の原因となる」→「~を引き起こす」
という動詞としても頻出。
今日の本文では
record heavy rain caused floods and landslides in central Japan’s Noto region
「日本中部の能登地方で、記録的豪雨が洪水や土砂崩れを引き起こした」
ということですね。
本文末尾の which 以下は
関係代名詞 which が
直前の central Japan’s Noto region を
受ける形になっています。
すなわち、
「今も元日の大規模地震から復興している(日本中部の能登地方)」→
「元日に大規模地震に襲われ、復興の道半ばにある(日本中部の能登地方)」
となっています。
今年1月1日に M7.6 の地震に襲われ、大きな被害を受けた石川県能登地方。
まだ復興途中の同地域が記録的豪雨に見舞われました。
輪島市などでは23もの河川が相次いで氾濫し、土砂崩れなども発生しました。
9月24日朝の時点では、石川県内で7人の死亡が確認され、さらに6人の行方がわかっておらず、捜索活動が続けられています。
■編集後記
震災後に暮らす仮設住宅が豪雨で床上浸水。。。「これ以上どう頑張ればいいのか」という嘆きの声が突き刺さります。すべての被災者、とりわけW被災の方々にどうかどうか早急にできる限りの支援が届けられますように。
(裏)もはや夜は半袖では肌寒くなりましたね!エアコンも使わず良きです。