Report Slams NASA’s Culture
NASA’s self-protective culture and its reluctance to tackle safety problems head-on contributed to the fatal breakup of shuttle Columbia, just as technical factors tore the ship apart, independent investigators reported on Tuesday.
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■チェック
!
・self-protective 自己防衛的な
・relactance 気が進まないこと、不本意
・tackle 取り組む、対処する
・head-on 真向かいから、真正面から
・contribute 貢献する、原因となる
・fatal 致命的な、破滅的な、
■対訳
「報告書、MASA の体質を非難」
技術的な原因でがシャトルがばらばらになったのと同様、NASA の自己防衛的な体質と安全性問題への対処の鈍さも、スペースシャトル・コロンビアの壊滅的な空中分解の直接的な原因である、と独立調査委員会は火曜日発表した。
■訳出のポイント
念のために確認しましょう。
NASA は National Aeronautics and Space Administration「航空宇宙局」のabbreviation の「略語」です。
culture おなじみの「文化」ですが、
corporate culture で「企業文化」→「企業体質」のように、「風土」「体質」という意味にも使われます。
ここでも NASA の「体質」が適当でしょう。
最後の部分、 independent investigators は直訳すると「独立の調査官ら」。
ここでのindependent はどの団体・機関にも属さないという意味です。
このコロンビア空中分解事故について言えば、
The Columbia Accident Investigation Board「コロンビア事故調査委員会」のことに間違いないので、あえて「調査官ら」の所を「調査委員会」としました。
■ひとこと
self-protective で、reluctance to tackle safety problems というのは他人事ではないような気がします。
it’s not problem for someone else…
組織的な安全性の欠如により、それまで長年かけて築いてきた信用が一瞬のうちに音をたてて崩壊する現場を私たちは目の当たりにしてきました(集団食中毒事件等)。
食中毒→food poisoning 企業の利益を優先し、消費者の安全をないがしろにすることのツケの大きさは、予測できません。
したがって、多くの企業が現在、かなりのコストをかけ、製品の安全性のテストを行ったり、品質
■チェック
を行います。
しかし、このデフレ時代、これまでかけていなかったこれらのコストを製品の価格にONできないのが苦しいところです。
■編集後記
子供が2人とも高熱を出しています。長男は昨日回復しましたが、また今日上がっています。
おそらくプール熱(アデノウイルス)ではないかと思います。
先週の土日とプールに行きましたが、その大型プールでは、多くの人が、シャワーも浴びず、消毒槽にも入りません。
シャワーはありますが、シャワーを浴びずにプールへ入れるようになっています。
塩素濃度を若干高めにしていると、アナウンスがありましたが、あれだけの人が入るのですから、様々な最近、ウイルス、微生物、その他有機物が大量にプールの中に持ち込まれます。
これらの有害微生物などを殺菌するために塩素が用いられますが、殺菌する以上に多くの有機物が入ってくると、塩素の殺菌効果はほとんど期待できません。
今考えるとぞっとします。
私も月曜、火曜とかなり咳き込みました。
レジオネラ菌もいるのかな?
暑くなったので、プールにお子さんを連れて行かれた方も多いと思いますし、お子さんが高熱を出した、という方も多いと思います。