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毎日1分!英字新聞 石田

フィリピンの台風死者、375人に

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Philippines Typhoon Death Toll Surged to 375

The death toll from Typhoon Rai, the strongest one to hit the Philippines this year rose to 375 on Monday. Some 500 people were injured and 56 are missing.

■チェック

・Philippines フィリピン
・typhoon 台風
・death toll 死亡者数
・surge (=rise) to _ (急増して)_に達する
・Typhoon Rai 【アジア】台風ライ → 【日本】台風22号
・some およそ、約
・missing 行方不明の

■対訳

「フィリピンの台風死者、375人に」

月曜日、フィリピンを襲った今年最強の台風22号による死者が375人に上った。およそ500人が負傷し、56人が行方不明となっている。

■訳出のポイント

surge は

感情などが 「湧き上がる」

物価などが 「急騰する」

という意味の動詞。

英字新聞では

値、数などが

急に、とてつもなく、一気に 「増加する」

というニュアンスでよく登場する単語です。

今日のタイトルでは

surge to _

「_まで(急)増加する」 → 「(一気に)_に達する」

という形で使われています。

また、本文では surge に代わり

「上がる」 「上昇する」

という動詞 rise が用いられていますが、

rise to _ で

「_まで上昇する」 → 「_に達する」

と同義の言い方になっています。

typhoon の語源は

中国語の 「大風 tai fung」 と言われています。

日本では、気象庁が毎年1月1日以後、最も早く発生した台風を第1号とし、以後台風の発生順に番号をつけていますね。

また、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には、2000年以降、日本を含む14カ国等が参加する台風委員会が、同領域に共通のアジア名を付けることになっています。

Typhoon Rai 「台風ライ」は、

このアジア名ということですね。

日本での名称は 「台風22号」 なので、
対訳ではこちらを採用しています。

「いくらかの」 「多少の」

といった意味の形容詞としておなじみの some 。

直後に数詞を伴うと

「およそ_」「約_」

という意味になるので、注意しましょう。

同じ意味で一般的に使われる about よりは漠然とした数を表すとされています。

missing は

「あるべき所にない」 「いるべき所にいない」 →

「欠けている」 「なくなっている」 「見つからない」

という形容詞。

ここから

人が 「行方不明の」

という意味でよく登場する単語となっています。

台風22号は16日にフィリピン中部・南部を直撃し38万人以上が避難。

強風により多くの家屋が倒壊したほか、洪水も発生し大きな被害が出ています。

フィリピン国家警察によると、20日の時点で全土の死者は375人に上りました。

まだ被害状況が把握できていない地域もあるということで、犠牲者数はさらに増える恐れもあるようです。

■編集後記

フィリピンの台風被害・・・死亡者数がどんどん増加していますね。これ以上増えないことを祈ります。年中気温が高い地域だけに住居なども簡易なつくりでしょうし、インフラも脆弱なので近年桁外れになってきている超大型台風が直撃したらひとたまりもないだろうな、と想像はつきます。日本も他人事ではありません・・・

今日の動画
https://youtu.be/2GCakG5dnOs

(裏)会社の近所の麺屋。ずっと素通りしていたが知人よれば超有名店とのこと。灯台下暗し・・・

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