Japanese Warship Collides with S. Korean Containership
Japanese Maritime Self-Defense Force destroyer escort Kurama collided with a South Korean containership in the Kanmon Strait off southern Japan Tuesday evening, causing a fire on the warship.
■チェック
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・warship 軍艦
・collide with ~と衝突する
・containership コンテナ船
・destroyer escort 護衛艦
・strait 海峡
■対訳
「日本の海自護衛艦、韓国のコンテナ船と衝突」
火曜日夜に日本南部沖の関門海峡で、日本海上自衛隊の護衛艦『くらま』が韓国のコンテナ船と衝突し、『くらま』は炎上した。
■訳出のポイント
collide は 「ぶつかる」 「衝突する」 という意味の動詞です。
“動いている物(あるいは人)が激しくぶつかる” ときに使われ、”衝撃” を感じさせる語感を伴う動詞です。
通常 collide with ~ 「~と衝突する」 という形で用いられます。
Self-Defense Force は日本の 「自衛隊」。
Maritime Self-Defense Force で 「海上自衛隊」 です。
strait の語源は 「厳密な」 「狭い」 という意味のラテン語 strictum で、「海峡」 「瀬戸」 という意味の名詞になっています。
実は日本語の 「海峡」 にあたる英語は、この strait の他にもうひとつあるので注意しましょう。
それは channel という語で、こちらの方は strait よりも広い海峡を意味し、通常は二つの海を結ぶものを指します。
例えば、イギリスとフランスを隔てている海峡全体のことはEnglish Channel 「イギリス海峡」(あるいは「英仏海峡」)といいますが、その北端の最狭部を Strait of Dover 「ドーバー海峡」 といいます。
cause は 「~を引き起こす」 「~を招く」 「~の原因となる」という意味の動詞。
通常は災いなどよくないことを 「引き起こす」 場合に使われる語です。
そこで文末の causing a fire on the warship は「その軍艦(=くらま)の上で火災を引き起こした」 →「くらまが炎上した」 ということになります。
■編集後記
八丈島沖の漁船転覆事故で乗組員8名中、3名が船底部の居住区で4日間を耐え抜き、救出されたニュースを見ました。
海上事故の専門家でさえ、4日間を生き抜いたケースというのは記憶にないと語っていました。
それくらい奇跡的な生還であったわけです。
船長以外の7名は、転覆時居住区にいて、4名が船外へ脱出、3名が残った。
このときどういう状況だったのでしょう?
居住区は高さ160センチ、4畳半くらいの広さでした。
当然、7名全員が残っていたとしたら、全員が窒息して助からなかった可能性もあった。。
なんか映画「ポセイドンアドベンチャー」が想起されます。
なくなった船長のご冥福を祈ります。
そして行方不明者4名の安否が心配されます。
(裏)今日からTVドラマ「不毛地帯」見ます!
小説のほうは3巻に突入!