Study: Dog Owners Live Longer
Owning a dog is linked to a reduced risk for cardiovascular disease and death, according to a new Swedish study finds.
■チェック
・dog owner 犬の飼い主、犬を飼っている人
・be linked to ~と関連している
・reduced risk リスクの低減
・cardiovascular disease 心臓血管疾患
■対訳
「研究: 犬を飼っている人は長生き?」
スウェーデンの最新研究によると、犬を飼うことは、心臓血管疾患、および死亡のリスク低減に関連しているという。
■訳出のポイント
「自身の」という形容詞としてよく知られる own は、
「~を所有する」 「~の所有権を持つ」
という動詞でもあります。
そして、ペットなどを 「飼っている」 にあたる単語にもなっているので、
確認しておきましょう。
日本語でも 「ペットオーナー」 と言うように、
「所有者」 を意味する owner は、ペットの 「飼い主」 にも使われます。
そこで、
dog owner は 「犬の飼い主」 → 「犬を飼っている人」
ということです。
また、本文の頭 owning a dog の owning は
上述の動詞 own の現在分詞形なので、
「犬を飼っていること」 「犬を飼うこと」
となっています。
link はもともと、
鎖の 「輪」 「環(かん)」
を意味する名詞。
ここから、
「結合させるもの(人)」 → 「きずな」 「連結」 「つながり」
という意味で広く使われる語となっています。
そして、
「連結する」 「つなぐ」 → 「関連づける」
という動詞としてもよく登場します。
とくに、
be linked to ~ で
「~とつなげられた」 「~と関連づけられた」 →
「~とつながりがある」 「~と関連がある」
という頻出表現になっています。
reduce は 「 ~を少なくする」 「~を減らす」 という動詞。
reduced risk で 「減らされたリスク」 「少なくされたリスク」
つまり、
「リスクの低下」 「リスクの軽減」
というわけです。
この研究は、340万人のスウェーデン人を対象に12年間かけて調査を行なったもの。
その結果、
「犬を飼っている人は飼っていない人に比べて、死亡リスクが20%低く、心臓血管疾患による死亡のリスクは23%低かった」
ということです。
また、ポインターやリトリーバーなど、特定の breed 「犬種」 で特にリスクが低くなっているそうです。
ペットを飼うことの健康メリットはよく話題になりますが、一般的に犬を飼っていると散歩に連れて行くなど、日常的な運動をする傾向が増えることも確かですね。
■編集後記
我が家はチワワを二匹飼っていて朝晩散歩をさせるのが私の役目です。
冬の寒い日も雨の日も毎日やってますが確かに少しは健康効果に役立っているのかな、という気がします。
(裏)今、伊豆でこれから東京に戻ります。