Celebrity French Chef, Joël Robuchon, Dies Aged 73
World-renowned French chef Joël Robuchon, who earned the most Michelin stars in the world, has passed away at the age of 73.
■チェック
・celebrity 有名人、著名人
・world-renowned 世界的に有名な
・earn ~を得る、獲得する
・Michelin star ミシュラン(ガイド)の星
・pass away 亡くなる
■対訳
「著名仏料理シェフのジョエル・ロブション氏が死去、73歳」
世界的に有名なフレンチ・シェフで、世界で最も多くのミシュランの星を獲得したジョエル・ロブション氏が亡くなった。73歳だった。
■訳出のポイント
日本語の 「セレブ」 の語源である celebrity。
「有名人」 「著名人」 を意味する名詞です。
略すと、celeb になるわけですね。
celebrity French chef で
「著名人フランス料理シェフ」 → 「著名仏料理シェフ」
となっています。
earn の語源では、
「農作物を収穫する」 という古英語 earnian。
ここから、
(働いて)(お金などを) 「得る」 「稼ぐ」
という動詞になっています。
労働・努力などの報いとして、
信用・名声・地位などを「得る」「獲得する」
という意味でも頻出の単語です。
今日の場合は、
earn Michelin stars で
おいしい飲食店、レストランを紹介するガイドブックとして知られるミシュランガイドの評価に使われれる星である
Michelin star 「ミシュランの星を獲得する」
ということですね。
つまり、カンマにはさまれた
who earned the most Michelin stars in the world
の部分は
「世界で最もミシュランの星を獲得した(世界的に有名なフレンチ・シェフ)」
というわけです。
pass away は
時が 「過ぎ去る」、苦痛などが 「消え去る」
という句動詞。
また、die 「死ぬ」 の婉曲表現、つまり
日本語の 「亡くなる」 「逝く」
に当たる言い方としても、一般的なので確認しておきましょう。
そこで、本文末尾の
has passed away at the age of 73 は
「73歳で亡くなった」
となっています。
若くしてパリでミシュラン3つ星を獲得し、巨匠として長くフランス料理界を牽引したジョエル・ロブション氏の訃報です。
パリのほか、東京、ロンドン、香港、ニューヨーク、バンコクなど、世界各地に点ほを展開し、世界一多くのミシュランの星(29個)を持つシェフとしても名を馳せました。
■編集後記
星付きレストランといえば、ブックオフの創業者坂本孝さんは、今流行っている飲食店は星付きレストランか立ち飲み屋しかない、だとすればそれを2つ合わせれば最高の飲食店ができると考えた。それが俺のフレンチ、俺のイタリアンでした。
(裏)秋田の金足農業、鹿実を破った!すごい!