Two Saudi Oil Tankers Attacked Near UAE Waters
Saudi Arabia said on Monday that two of its oil tankers had been targeted by a “sabotage attack” off the coast of Fujairah, the United Arab Emirates.
■チェック
・oil tanker 石油タンカー
・UAE (=United Arab Emirates) アラブ首長国連邦
・waters 領海
・be targeted by ~の標的にされる、標的になる
・sabotage attack サボタージュ攻撃、妨害攻撃
・off the coast of ~沖で
・Fujairah 【UAE】フジャイラ
■対訳
「サウジ石油タンカー2隻、UAE 領海近くで攻撃される」
サウジアラビアは月曜日、同国の石油タンカー2隻がアラブ首長国連邦沖で”妨害攻撃” の標的になった。と明らかにした。
■訳出のポイント
water は 「水」 の意味で知られる基本的な名詞ですね。
waters と複数形で、
海、川、などの 「水域」 「海域」 「領海」
を表す単語になります。
in American waters 「米国の領海(水域)で」
という具合ですね。
今日のタイトルでは
near UAE waters で
「UAE(=アラブ首長国連邦)領海の近くで」
となっています。
日本語でも 「ターゲット」 と言うように
target はもともと
「的(まと)」 「標的」 「目標物」
を意味する名詞。
ここから、
「~を標的にする」 「~をねらう」
という動詞としても頻出です。
今日の場合は、
be targeted と受動態で
「標的にされる」 → 「標的になる」
となっていますね。
be targeted by ~ で
「~によって標的にされる」 → 「~の標的になる」
ということです。
また、
sabotage「サボタージュ」 は
本来
「労働者が故意に機械・設備を損傷させて生産を妨害すること」。
ここから、
一般的な 「妨害行為」
スパイなどによる 「破壊工作」
などの意味にも用いられる名詞となっています。
そこで、
had been targeted by “sabotage attack”
の部分は
「”妨害攻撃” の標的にされた」
ということですね。
off ~ は
「~から離れて」 → 「~沖で」。
off the coast of ~ でも
「~の海岸沖で」 → 「~沖で」
という言い方になります。
つまり、
off the coast of Fujairah, the United Arab Emirates
の部分は
「アラブ首長国連邦のフジャイラ沖で」
というわけです。
ちなみに、Fujairah は
Abu Dhabi 「アブダビ」 や Dubai 「ドバイ」 など、アラブ首長国連邦を構成する7つの連邦(=Emirate) のひとつです。
サウジアラビアは、12日に同国の石油タンカー2隻がフジャイラ沖で攻撃を受けたと明らかにしました。
うち1隻はサウジ産原油を米国に輸送する途中だったといいます。
死傷者は出ておらず、原油の流出もありませんが、船舶が大きな打撃を受けたということです。
UAE の外務省も、12日に商業船舶4隻が同国領海近くで妨害行為の標的になったと発表。
詳細は明らかにされていません。
今月に入って、米国がイラン産原油の全面禁輸に舵を取り、その後、米国防省がミサイル迎撃部隊を中東地域に派遣するなど、同地域での動きが気になるこの頃ではありますね。
■編集後記
先日、テレビで日本籍のタンカーを密着取材している番組がありました。やはり今でも海賊が多発する海域があるそうで、その海域を通るときは監視を強め、乗員全員に緊張が走るそうです。まあ、今回の攻撃が海賊によるものなのかはわかりませんが・・
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■チェック
してみてください。
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(裏)東京の今日は1日中、雨が降ったりやんだりでどんよりとしています。