AstraZeneca Pauses COVID-19 Vaccine Trial
Final clinical trials for a coronavirus vaccine, developed by AstraZeneca and Oxford University, have been put on hold worldwide after a U.K participant had a suspected severe adverse reaction.
■チェック
・AstraZeneca 【英製薬会社】アストラゼネカ
・pause (=put on hold) ~を(一時的に)中断する
・clinical trial 臨床試験、治験
・participant 参加者
・suspected 疑わしい
・severe adverse reaction 深刻な副作用
■対訳
「アストラゼネカ、新型コロナワクチン治験を中断」
アストラゼネカとオックスフォード大学が開発した新型コロナウイルスのワクチンは、英国の参加者1人に深刻な副作用が疑われ、最終段階に入っていた臨床試験が全世界で一時的に中断された。
■訳出のポイント
pause の語源は
「休止」 「停止」 を意味するギリシア語 pausis。
ここから、
一時的な 「休止」 「中断」 「途切れ」
という名詞ですね。
また、
「(一時)停止する」 「中断する」
という動詞としても用いられています。
そこで、タイトルの
Pauses COVID-19 Vaccine Trial は
「新型コロナウイルスワクチンの治験を中断する」
ということです。
ちなみに、
trial は clinical trial の略で、
「臨床試験」 「治験」 を意味します。
また、本文では
final clinical trials
「最終の臨床試験」 → 「最終段階に入った臨床試験」
となっています。
put ~ on hold は
「~を保留する」 「~を停止(中断する)」
という言い方。
今日の場合は
has been put on hold と
受動態になっており
「(臨床試験が)中断された」
ということですね。
participant は
【participate(参加する)+ -ant(~する人)】
という成り立ちで、
「参加者」 「関係者」 「当事者」 の意。
ここでは、
臨床試験の 「参加者」
という意味になっています。
また、U.K. は United Kingdom の略で
「英国」 「イギリス」 を指します。
そこで
a U.K. participant で
「1人の英国の参加者」 → 「英国の参加者の1人」
ということです。
suspected は
「疑わしい」 「怪しい」
という形容詞。
a suspected severe adverse reaction で
「疑わしい深刻な副作用」
となっています。
これらを踏まえると、
本文後半の after 以下は
「英国の参加者の1人に疑わしい深刻な副作用があった後で」 →
「英国の参加者1人に深刻な副作用が疑われて」
というわけです。
英製薬大手アストラゼネカは9日、英オックスフォード大と共同開発している新型コロナウイルスのワクチンについて、最終段階に入っていた臨床試験を中断したことを明らかにしました。
英国の治験参加者1人に深刻な副作用の疑いが確認されたといいます。
治験は英国や米国、ブラジル、南アフリカ、そして日本でも進められていますが、全世界で一時中断したということです。
同社は
「原因不明の病気や反応の可能性があれば、治験の中断は通常の対応」
としていますが、副作用の詳細や、治験の中断がどのくらい続くかは明らかにされていません。
■編集後記
国際オリンピック委員会の副会長は、コロナの状況如何に関わらず、来年の東京五輪を開催すると言ってますが、バッハ会長は決定は時期尚早と意見がまとまっていません。国内の医師らもワクチンが開発され摂取体制が確立されてからという意見が多数のようです。
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