ジェフ・ベゾス氏、アマゾン CEO 退任へ

Jeff Bezos to Step Down as Amazon CEO

Jeff Bezos, who started Amazon in his garage 27 years ago, announced that he will step down as chief executive officer of the Internet retailing behemoth.

■チェック

・step down 退く → 退任する
・CEO (=chief executive officer)  最高経営責任者
・technology behemoth  インターネット小売の巨大企業

■対訳

「ジェフ・ベゾス氏、アマゾン CEO 退任へ」

いまや巨大なテクノロジー企業となったアマゾンを、27年前に自宅のガレージで創業したジェフ・ベゾス氏が、同社の最高経営責任者を退任すると発表した。

■訳出のポイント

step down は

直訳すると 「降りる」。

ここから、

(高い)地位(職)から 「降りる」 → 「退任(辞職)する」

という意味で頻出の句動詞となっています。

step down as ~ で

「~として(の地位・職)から退任する」 → 「~を退任する」

という言い方です。

CEO はそのまま日本語でも通じるようになってきましたね。

chief executive officer の略で

「最高経営責任者」

と訳されます。

そこで、

step down as CEO(=chief executive officer) で

「最高経営責任者を退任する」

というわけです。

start は

「始める」 「開始する」

の意味でおなじみの基本動詞。

事業などを 「起こす」 → 「起業する」 「創業する」

という意味合いでもよく使われるので注意しましょう。

今日の場合は

started Amazon in his garage 27 years ago で

「27年前に彼の(=自宅の)ガレージでアマゾンを創業した」

ということですね。

behemoth はもともと

旧約聖書に登場する巨獣・

ここから、

「巨大で力があり危険なもの(人)」

を指すようになりました。

近年では、とくに

「巨大企業」

の意味でしばしば用いられます。

本文末尾の

the technology behemoth は

「そのテクノロジー巨大企業」 → 「その巨大なテクノロジー企業」で

アマゾンを言い換える(=説明する)表現となっています。

アマゾンの原点は、1994年(27年前)にジェフ・ベゾス氏が自宅ガレージでスタートしたオンライン書店。

1998年には音楽と映像のオンライン販売も開始、その後さまざまな日用品を扱うようになりました。

その Amazon.com, Inc. はいまや米国の主要なテクノロジーあるいはIT 企業のひとつに成長・変貌しました。

そして、現 CEO のベゾス氏は世界最大級の資産家であり、世界で初めて個人資産が2000億ドルを超えた人物。

Forbes の長者番付によると2020年時点で2046億ドルの資産を有するということです。

そのベゾス氏が、アマゾンの CEO から今年の第3四半期(7ー9月期)に退任すると発表しました。

退任後は、executive chairman 「会長」として新製品の開発や新規事業の立ち上げなどで、引き続き同社経営に関わると同時に、自身が設立した宇宙開発ベンチャーの Blue Origin や8年前に買収した有力紙 Washington Post などの運営にも力を注ぐとしています。

■編集後記

アマゾンを見ていると強烈にジェフベソスの哲学が隅々にまで行き渡っている感じがします。例えばスピードの美学。商品の供給側に発送をさせず、アマゾンの倉庫に予め入庫させておき、受注次第、アマゾンが自らスピーディに発送をするというFBA。本当に世界のネット通販のあるべき姿を作り上げました。今後の彼の動きにからも目が話せません。

(裏)麒麟がくる、日曜日最終回。来週からの渋沢栄一も楽しみ。

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