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毎日1分!英字新聞 石田

スエズ運河座礁コンテナ船、離礁作業続く

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Efforts to Refloat Stranded Container Ship in Suez Canal Continues

Pressure to refloat a huge container ship stranded in the Suez Canal has been increasing amid mounting concerns over the impact of the blockage on global supply chains as more than 300 ships are stuck on either side of the waterway.

■チェック

・efforts 努力、取組み → 作業
・refloat ~を離礁させる
・stranded 座礁した
・(huge) container ship (巨大)コンテナ船
・Suez Canal 【エジプト】スエズ運河
・pressure 圧力、プレッシャー
・increase 増加する、強まる
・amid mounting concerns 懸念が高まる中で
・impact of blockage 封鎖状態の影響
・global supply chains 世界のサプライチェーン
・stuck 立ち往生した
・waterway 運河、水路

■対訳

「スエズ運河座礁コンテナ船、離礁作業続く」

スエズ運河で座礁した巨大コンテナ船をめぐり、両側で立ち往生する船舶が300隻を超え、運河封鎖状態が世界のサプライチェーンに及ぼす影響への懸念が高まる中、離礁作業へのプレッシャーが強まっている。

■訳出のポイント

refloat は

船を 「再浮上させる」 「離礁させる」

あるいは

沈船を 「引揚げる」

という動詞。

そして、efforts は

「努力」 「頑張り」 「奮闘」 「骨折り」 の意。

efforts to ~ は直訳すると

「~する努力(頑張り・奮闘)」 ですが、

日本語の

「~する(ための)取組み」

に当たる表現としておぼえておきましょう。

今日のタイトルでは

efforts to refloat (stranded container ship) で

「座礁したコンテナ船を離礁させるための取組み」 →

「座礁したコンテナ船の離礁作業」

というわけです。

mounting concerns over ~ は

「~に対する高まる懸念」。

amid mounting concerns over ~ で

「~に対する高まる懸念の中で」 →

「~に対する懸念が高まる中で」

という表現として、英字新聞でも頻出です。

本文末尾の

on either side of the waterway

の部分は

「その運河のどちら側にも」 → 「その運河の両側に」。

impact の語源は

「衝突した」 というラテン語 impactus。

ここから、もともとは

「衝撃」 「衝突」

という名詞で、

「影響(力)」

の意味でもしばしば用いられます。

そして、

impact of A on B で

「A が B に与える衝撃」 「A が B に及ぼす影響」

という言い方になっています。

blockage は

動きを止める 「妨害物」 「閉塞」、

あるいは

「妨害されている状態」 「閉鎖(封鎖)されている状態」。

ここでは

座礁コンテナ船によって運河が「封鎖されている状態」 →

「運河封鎖状態」

ということですね。

本文末尾の

on either side of the waterway

の部分は

「その運河のどちら側にも」 → 「その運河の両側に」。

as 以下は

「300隻を超える船がその運河の両側で立ち往生していて」 →

「両側で立ち往生する船舶が300隻を超えて」

という意味で、

上述の the blockage 「運河閉鎖状態」 を

具体的に説明しているわけです。

Suez Canal 「スエズ運河」 は

地中海と紅海を結び、アフリカとアジアを分断するエジプトの人工海面水路。

欧州と中東・アジアとを結ぶ海上交通の要衝で、年間1万8000隻を超える船舶が航行するそうです。

日本の会社が所有し、台湾船社が運行する大型コンテナ船が現地時間3月23日にこのスエズ運河の航海側入り口に近い地点で座礁し、28日現在も封鎖状態になっています。

同運河の151年間の歴史の中で、運航がストップしたのはわずか5回だけだといいます。

離礁を妨げる大量の砂・泥の除去、満潮を利用した大型タグボートでのけん引など、24時間体制で懸命な努力が続けられていますが作業は難航。

離礁や運航再開時期のめどはまだ立たないようです。

■編集後記

英字新聞でも取り上げましたが、昨年8月のモーリシャス沖での座礁・重油流出事件が記憶に新しい中、今回のスエズ運河座礁。日本の会社が所有する船舶の重大事故が続いてしまいましたね。世界に影響を与える甚大事故だけにとても残念です。。。

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(裏)昨夜の雨で桜散るかとおもいきやまだお花見できるくらいに咲いてました。草津はGWか・・

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