毎日1分!英字新聞YouTubeチャンネルがスタートしました。今日の配信記事をその日にネイティブ音声で公開します。

音声の読み上げスピードはNormal, 120%, 150%と3段階。(150%は早口の世界)

これを繰り返し聞けば、1年後にはリスニング力が大幅に向上していることでしょう。今すぐ登録して毎日、リスニングの学習にご活用ください。では!

https://www.youtube.com/channel/UCnAS9WqXFfsUjahainO4Smg

毎日1分!英字新聞 石田

照ノ富士が春場所優勝、奇跡のカムバック

Pocket

Terunofuji Wins Spring Sumo Tourney, Marking Miraculous Comeback

Sekiwake Terunofuji clinched his third title by winning the Spring Grand Sumo Tournament, capping his remarkable comeback two years after career-threatening knee injuries.

■チェック

・Spring Sumo Tourney (=Spring Grand Sumo Tournament)
大相撲春場所
・marking (a) miraculous comeback 奇跡的なカムバックを飾る
・clinch one’s _th title _度目の優勝を果たす
・cap one’s remarkable comeback 素晴らしいカムバックを遂げる
・career-threatening    キャリアを危うくする
・knee injuries     膝のけが

■対訳

「照ノ富士が春場所優勝、奇跡のカムバック」

関脇の照ノ富士が大相撲春場所で勝利し、3度目の優勝を果たした。力士生命にかかわるような膝のけがから2年後、素晴らしいカムバックを遂げた。

■訳出のポイント

tourney は

tournament のこと。

Spring Sumo Tourney = Spring Grand Sumo Tournament で

「大相撲春場所」 です。

miraculous は

「奇跡」という名詞 miracle から派生した形容詞で

「奇跡の」 「奇跡的な」。

「驚くべき」 「素晴らしい」

といったニュアンスでも使われます。

今日のタイトルでは

mark a miraculous comeback で

「奇跡的なカムバックを示す」 「奇跡のカムバックを果たす」

という言い方になっています。

「カムバック」は

すでに日本語として日常的に使われていますね。

comeback はもともと

「戻る」 という意味の句動詞 come back が名詞化した語で

「返り咲き」 「復帰」 「復活」

の意味になっています。

また、本文で登場している

remarkable は

「注目すべき」 → 「卓越した」 「素晴らしい」 「並外れた」

という形容詞なので、

remarkable comeback だと

「素晴らしいカムバック」。

「(ツバなし)帽子」 「キャップ」

の意味の名詞としておなじみの cap は

「帽子をかぶる」 → 「頂点を覆う」 「最高潮に達する」

といった意味の動詞にもなっています。

そして、逸話、伝説、記録などについて

さらに優れたもので 「凌駕(りょうが)する」 「しのぐ」

「(最高のものに)仕上げる」

というニュアンスでも用いられます。

ここでは

cap his remarkable comeback で

「彼(=照ノ富士)の素晴らしいカムバックが
(最高のものに)仕上がった」 →

「(照ノ富士が)素晴らしいカムバックを遂げた」

というわけです。

threatening は

「脅すような」 「脅迫的な」

という形容詞。

ここから

-threatening は

「~を脅すような」「~を危うくする」

という形容詞を作ります。

例えば

life-threatening だと

「命を脅かす」 → 「命(生死)に関わる」 「生きるか死ぬかの」

という意味になるわけです。

今日の場合は

career-threatening なので

「キャリア(職業)を脅かす」 → 「相撲取りとしてのキャリアを危うくする」、

つまり

「力士生命にかかわるような」

ということですね。

大相撲春場所で関脇の照ノ富士が、去年7月以来となる3度目の優勝を果たしたニュース。

照ノ富士は、平成29年の九州場所で大関から関脇に陥落したあと、ひざのけがや病気のため一時は序二段まで番付を下げていました。

復帰は非常に困難と思われていましたが、それでもけがの回復に伴い少しずつ番付を戻し、およそ2年半ぶりに幕内に復帰した去年夏場所ではおよそ5年ぶりとなる2回目の優勝を果たしていました。

そして、今場所で見事3回目の優勝を飾り、大関昇進(復帰)がほぼ確実となりました。

大関経験者が十両以下に番付を下げたあと大関に復帰するのは、昭和以降では初めてということです。

■編集後記

膝の故障もそうですが、糖尿病を抱えながらあの体型を維持して力士として第一線に返り咲くのは並大抵のことではな意でしょう。。。食事と苦労は想像を絶するかと。

発行人が運営する石田塾がサブスクとしてお安くなりました。Youtube収益化、Kindle出版、アフィリエイト、情報ビジネス、なんでもここで学べます。
https://www.itech-mall.net/slp/

(裏)本当に暖かくなりました!逆にこれ以上暑くなってほしくないという・・笑

英字新聞の対訳と解説が毎日LINEで届く!毎日1分!英字新聞公式LINEにご登録ください

 

友だち追加

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ

 

この記事も読まれています



スポンサーリンク