French President Emmanuel Macron Slapped in the Face
French President Emmanuel Macron was slapped in the face by a man in a crowd as he spoke to the public during an official visit to southeast France on Tuesday.
■チェック
・slap ~ in the face ~の顔を平手打ちする
・in a crowd 群衆の中で
・speak to the public 市民に向けて話す
・official visit 公式の視察
■対訳
「マクロン仏大統領、平手打ち受ける」
エマニュエル・マクロン仏大統領が火曜日、フランス南東部を公式視察中に市民に向けて話しかけたところ、群衆の中の男から顔に平手打ちを受けた。
■訳出のポイント
slap の語源は
日本語の 「ピシャリ」 に近い、擬音語の slappe。
ここから
「平たいものでピシャリと打つこと」 「ピシャリと打つ音」 → 「平手打ち」
という名詞になったものです。
そして、
平手や平たいものなどで 「~をピシャリと打つ」
という意味の動詞としても使われます。
そこで、
slap ~ in the face は
「~を顔をピシャリと打つ」 「~の顔に平手打ちをする」 →
「~の顔を平手打ちにする」
という言い方になるわけです。
今日の場合は、受動態の
be slapped in the face (by ~)
「~によって顔に平手打ちを受ける」 → 「~から顔に平手打ちを受ける」
という形で登場しています。
したがって、本文の
was slapped in the face by a man in a crowd
の部分は
「群衆の中の(ひとりの)男から顔に平手打ちを受けた」
ということですね。
public は元来
「公の」 「公共の」 → 「公衆の」 「社会の」
という形容詞。
ここから、
the public で
「一般の人々」 「公衆」 「大衆」
という名詞にもなります。
例えば
the Japanese public
「日本の一般の人々」 → 「日本国民」
という具合に、
「国民」 「民衆」 「市民」
にあたるニュアンスで使われるわけです。
今日の場合は
as he spoke to the public で
「市民に向かって話かけた時に」
となっていますね。
フランスのマクロン大統領が地方を視察中に、群衆の中の男から顔を平手打ちされた、というニュースです。
8日南東部の町、タンレルミタージュを視察したマクロン大統領は、集まった人たちの歓声に応えながら駆け寄り、そのうちの1人の男と握手をして話を始めようとしたところ、突然顔に平手打ちを受けたようです。
男はすぐに取り押さえられ、大統領は怪我もなく、そのまま視察を続けたといいます。
地元当局によると、この男と、一緒にいた別の男の2人を拘束し、詳しい動機を調べているということです。
■編集後記
公開されている映像を見ると、男は左手でマクロンの右手と握手し、しかもその手を離さず、マクロンを動かないようにして、すかさず右手でパシっと見事に平手打ちを決めてますね。練習したんですかね・・
毎日1分!英字新聞のyoutubeチャンネル、ご覧いただけてますでしょうか?2ヶ月、毎日通勤の電車で繰り返し聴いていたら、ニュース英語がかなり聞き取れるようになった、とうれしいメッセージを頂きました!
今日の動画
https://youtu.be/OvnQIq2LCbw
アルツハイマー治療薬、FDAが20年ぶりに承認の動画
https://youtu.be/UN-kWXY7ujg
(裏)次の練習曲をショパンバラード4番にするかベートーベンのワルトシュタインにするか・・