‘World’s Smallest Baby at Birth’ Goes Home after 13 Months in Hospital
A baby thought to be the world’s smallest at birth, weighing 212g, was discharged from hospital in Singapore after receiving intensive treatment for 13 months.
■チェック
・at birth 生まれた時に
・(be) thought to be ~だと考えられる
・weigh _g 重さが_グラムである
・be discharged from hospital 退院する
・intensive treatment 集中治療
■対訳
「『世界最小の赤ちゃん』 が退院、誕生から13ヶ月」
出生時の体重が212グラムで世界最小と思われる赤ちゃんが、13ヶ月に渡る集中治療を経てシンガポールの病院から退院した。
■訳出のポイント
go home は
「家に帰る」 「帰宅する」。
今日のタイトルでは
goes home after 13 months in hospital
「病院での13ヶ月の後に家に帰る」 →
「13ヶ月後に退院する」
という意味になっています。
world’s smallest baby at birth は
「生まれた時に世界最小だった赤ちゃん」→
「出生児の体重が世界最小だった赤ちゃん」
ということですね。
本文の頭では
A baby thought to be the world’s smallest at birth
「生まれた時に世界最小と考えられる赤ちゃん」
となっています。
そして、続く [,] にはさまれた
weighing 212g は
「重さが212グラムで」
なので、
「重さが212グラムで生まれた時に世界最小と考えられる赤ちゃん」 →
「出生児の体重が212グラムで世界最小と思われる赤ちゃん」
というわけです。
ちなみに、
weigh はもともと
「~の重さをはかる」
という動詞ですが、
weigh _
という形で
「重さが_である」
という意味でも頻出です。
例えば
How much do you weigh?
というと
「(あなたは)重さがどれだけありますか?」→
「体重はどのくらいですか?」
という言い方になります。
受け答えとしては
I weigh _kg.
「_キロです」
と言えばいいですね。
discharge は元来は
人・船荷などを 「降ろす」 「陸揚げする」
という動詞。
ここから、
団体・機関などが(人)を《義務・責任から》「解放する」 「免除する」、
病院から「退院させる」
軍隊から 「除隊させる」
といった意味でも使われる単語となっています。
discharge(人)from hospital で
「病院から(人)を退院させる」ですが、
受動態の
be discharged from hospital
「退院する」
を用いるのがより一般的です。
今日は、シンガポールで212グラムで生まれた女児が13ヶ月の入院を経て退院したニュースでした。
この女児のお母さんはシンガポール在住のマレーシア籍の女性で、妊娠高血圧症候群のため予定日よりも約4ヶ月早く緊急帝王切開で出産。
医師らは新生児の体重を400グラム程度と予測していましたが、実際にはその半分くらいの世界最小の超未熟児でした。
出生後は様々な生命維持療法、合併症の集中治療を受けて来ましたが、約13ヶ月後の8月7日に無事退院。
女児は現在体重6キロまで成長し、慢性肺疾患のため現在は呼吸補助が必要ですが、成長とともに改善する見込みだといいます。
両親は女児の長期入院・治療費のために
Crowdfunding 「クラウドファンディング」で
S$366,884 「36万6884シンガポール・ドル」=約3000万円
を集めたということです。
■編集後記
今日は8月11日で本来なら今日が「山の日」で休日だったのですね・・・昨日から首都高の1000円値上げ規制がなくなったので首都高を使って通勤しています。一般道を使ってもせいぜい10分くらいしか違わないので、規制解除になっても節約のため一般道を使おうかなと思ってたのですがやはり解除になると、有料道を使っちゃいます・・
今日の動画
https://youtu.be/fCWi3WqDuUc
昨日の動画(東京五輪閉幕、3年後はパリ)
https://youtu.be/HNqjgcBwOg0
(裏)なんとなく朝、夜は一時の暑さが緩んだような気がします・・