Japanese Action Star Sonny Chiba Dies of Covid-19 at 82
Sonny Chiba, Japanese actor and action star, died from complications of Covid-19. Chiba was internationally best known for his striking role as the swordsmith in ‘Kill Bill’ by Quentin Tarantino. He was 82.
■チェック
・action star アクション俳優、アクションスター
・die of (from) ~で死亡する
・complications 合併症
・internationally 国際的に
・striking role 印象的な役
・swordsmith 刀鍛冶
■対訳
「アクションスターの千葉真一さんがコロナ感染で死去、82歳」
日本の俳優でアクションスターの千葉真一さんが、新型コロナウイルス感染による合併症で亡くなった。千葉さんは国際的には、クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビル』で演じた印象的な刀鍛冶の役で最もよく知られている。82歳だった。
■訳出のポイント
日本を代表するアクションスターの千葉真一さん。
海外では
Sonny Chiba
という名前で知られています。
die of ~
あるいは
die from ~ は
「~が原因で死ぬ」 「~で死亡する」
という言い方。
そこで、タイトルでは
die of Covid-19 で
「新型コロナウイルス感染で死去する」、
本文では
died from complications of Covid-19 で
「新型コロナウイルス感染の合併症のため死去した」
ということですね。
complication はもともと
「理解(処理)を難しくすること」 → 「困難」 「問題」 「複雑な要素」
という意味合いの名詞。
ここから、医学、病理用語では
症状、疾病などの 「併発」 「合併症」
を指す語となっていて、
その場合には complications と複数形で用いるのが通例です。
動詞 strike はもともと
「打つ」 「たたく」 「殴る」 の意ですが、
「人の心を打つ」 「人に印象を与える」
という意味でも使われます。
ここから、
動詞 strike の現在分詞が形容詞化した
striking は
「人の心を打つような」 → 「目だつ」 「際立つ」 「印象的な」
という意味になっています。
今日の場合は
his striking role as the swordsmith で
「刀鍛冶としての印象的な役」 → 「印象的な刀鍛冶の役」
というわけです。
アクションスターとして大活躍の一方、ジャパン・アクションクラブを設立し、アクション俳優やスタントマンの育成にも大きく貢献した千葉真一さん。
19日、新型コロナ感染で入院していた千葉県内の病院で亡くなられたという残念なニュースでした。
■編集後記
千葉真一さんは福岡市出身、4歳の頃に千葉県君津市に引っ越してきた。自宅は君津にあり、木更津市の君津中央病院で亡くなりました。Wikipedia によれば「何事においても、とことん、のめりこむ性質で、適度ということを知らない熱血漢である」とのこと。確かに最近もテレビで自身の健康法について話されていたのを覚えています。1日1食しか食べなかったとのこと・・・ご冥福をお祈りします。
今日の動画
https://youtu.be/yTpOi5gIfmE
金曜日の動画(代謝のピークは1歳、60歳以降には急降下)
https://youtu.be/KYqt68wIcH4
(裏)今朝8時半頃、突然、空が真っ暗になり直後に暴風雨。なんかこの世の終わりかと思いました。