東京大学医科学研究所、フサンに細胞―ウイルス外被間融合阻止の可能性あり、と発表

IMSUT Announces Futhan Holds Potential to Inhibit Cell-Virus Envelope Fusion

IMSUT announced Futhan holds the potential to inhibit cell-virus envelope fusion, resulting in prevention of novel coronavirus invasion into a cell.

■チェック

・Futhan フサン
・Cell-Virus Envelope Fusion 細胞―ウイルス外被間融合
・invasion into~ ~への侵入

■対訳

「東京大学医科学研究所、フサンに細胞―ウイルス外被間融合阻止の可能性あり、と発表」

東京大学医科学研究所は、フサンがイルス外被間融合を阻止し、新型コロナウイルスの細胞へ侵入を抑止する可能性がある、と発表した。

■訳出のポイント

フサンFusanは、長年膵炎(すいえん)治療薬として使われてきました。

英語では、Fusan has been used as a therapeutic agent to treat pancreatitis for many years. となります。

フサンFuthanとは、販売名のことで、一般名をナファモスタットメシル酸塩Nafamostat Mesilateと言います。

東京大学医科学研究所は、この所見に基づいて、新型コロナウイルスに対するフサンの効果を検証するための臨床試験に着手します。
英語では、IMSUT is to initiate the clinical study to verify that Futhan is effective against novel coronavirus.と表現できます。

effective against~は、~に薬効があると訳します。例えば、effective against cancerは、がんに効き目があるという意味です。

ここで、可能性があるという日本語に、holds a potential to~という英語が当てられています。

「可能性がある」には、has a possibility of~などの表現も使用できます。

細胞―ウイルス外被間融合とは、ウイルスは細胞内に侵入して感染させるためその外被envelopeを標的細胞target cellに融合fusionさせることを意味します。

フサンは、この両者間の融合を阻止することで、新型コロナウイルスの細胞内侵入を防止するわけです。

阻止するには、医学、生命科学分野では通常、inhibit が使われています。
inhibitorは阻害剤と訳されています。

resulting in~は、~という結果になるという意味を表します。前文を受けた結果を表します。
同じような英語に、leading to~があります。

■編集後記

あおさがコロナに効く、納豆が良い(茨城県で感染者0が続いたので。今は1名)など様々な情報が出てきますね。なんら医学的な臨床試験の裏付けもない情報ですが今回のものはちょっと違います。ワクチンももうすぐできるのではないかと期待しています!

(裏)明日から3連休、といっても観光地はどこもガラガラ?

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