Instagram fined 405M Euros over Teenagers’ Data Protection
Ireland’s Data Protection Commission has decided to levy a hefty fine of 405 million euros against social network Instagram over its teenage users’ data privacy.
■チェック
・fine 罰金(を科す)
・data protection データ保護
・Data Protection Commission 【アイルランド】データ保護委員会
・decide 決定する
・levy a hefty fine 巨額の罰金を科す
・data privacy データ機密性
■対訳
「インスタグラムに4億500万ユーロの罰金、10代ユーザーのデータ保護めぐり」
アイルランドのデータ保護委員会は、10代ユーザーのデータ機密性をめぐりソーシャル・ネットワークのインスタグラムに対して、4億500万ユーロ(約570億円)という巨額の罰金を科すことを決定した。
■訳出のポイント
fine といえば
「素晴らしい」 「よい」
という形容詞としておなじみですね。
ただし、今日の記事で登場している fine は、スペル、発音は同じでも別の単語なので、注意しましょう。
こちらの fine は
「罰金」 「科料」
を意味する名詞です。
また、ここから
「罰金を科する」 「罰金に処する」
という動詞としてもよく使われます。
fine ~ $_ で
「~に_ドルの罰金を科す」
という形でおぼえておくといいかもしれません。
今日のタイトルでは、受動態になっており
(be) fined 405M Euros で
「4億500万ユーロの罰金を科される」
ということですね。
一方、本文では
levy a fine
「罰金を科す」
という表現の中で名詞 fine が使われています。
すなわち
levy a hefty fine of 405 million euros against social network Instagram
の部分は
「ソーシャル・ネットワークのインスタグラムに対して4億500万ユーロの巨額罰金を科す」
となっています。
hefty は主に会話で使われる形容詞で
「ずっしりと重い」 → 「高額の」
という意味になります。
日本語の「べらぼうな」(=べらぼうに高い)」
に近いニュアンスです。
したがって
a hefty fine は
「べらぼうに高い罰金」 → 「巨額の罰金」
ということですね。
今回、インスタグラムに科される罰金は4億500万ユーロ(約570億円)
ということで、まさに
「べらぼうな額の罰金」
と言えますね。
アイルランドの個人情報保護当局である
Data Protection Commission (DPC)
「データ保護委員会」 が、
米写真・動画共有アプリのインスタグラムに対して日本円にして約570億円の罰金を科すことを決定しました。
DPC による罰金としては過去最大額ということです。
今回 DPCは、インスタグラムのビジネス用アカウントにおいて、13~17歳の利用者個人データが、簡単に公表される仕組みになっていることをデータ保護規制違反と判断。
これに対して、インスタグラムの親会社 Meta は、同アプリではこの1年の間に設定を修正し、10代ユーザーの安全と個人情報保護を維持できる新機能を導入済みだとして、DPC の決定に意義を申し立てる方針を表明しています。
■編集後記
SNS における個人情報保護はなかなか難しい問題ですね。今の子どもたちは、本当に早い時期からネットやSNS を当たり前に利用しているだけに、悪意を持って利用する一部ユーザーに対しては、危うい側面も多々あるだろうなあと思います。
今日の動画
https://youtu.be/FE8rk_DKfWY
(裏)iPhone14が出ました。毎年9月に新機種が発表されますね・・・未だにX使いの私の場合、替え時かもです。