10 Million Yen Found in Garbage Collected in Sapporo, Japan
Police are trying to determine the owner of 10 million yen in cash found among garbage at a recycling center in Sapporo, northern Japan. Twelve people have come forward to claim ownership within a week after the discovery was revealed.
■チェック
・garbage ごみ
・collect ~を回収する
・determine the owner 持ち主を特定する
・_ yen in cash 現金(で)_円
・recycling center 資源ごみ施設
・come forward 名乗り出る
・claim ownership 所有権を主張する
・discovery 発見
・reveal ~を発表する
■対訳
「札幌、回収されたゴミの中から1,000万円」
日本北部にある札幌市の資源ごみ施設で、ごみの中から現金1,000万円が見つかり、警察が持ち主の特定を進めている。現金発見の発表から1週間で、12人が名乗り出たという。
■訳出のポイント
collect の原意は
「散らばっている人、動物、物をより分けて集める」。
ここから、
切手、骨董品などを 「収集する」
あるいは
「~を回収する」 「~を一カ所に集める」
という動詞となっています。
今日のタイトルでは
garbage (that was) collected in Sapporo で
「札幌で回収されたごみ」
ということですね。
動詞 determine は
「決心する」 「決定する」。
また、
事実、原因などを「見つけ出す」「判定する」
調査、数値、計算などに基づいて 「~を特定する」 「割り出す」
という意味合いでも用いられます。
そこで、
determine the owner で
「所有者を特定する」 「持ち主を割り出す」
となっています。
本文頭の部分では、
Police are trying to determine the owner で
「警察が持ち主を特定しようとしている」 →
「警察が持ち主の特定を進めている」
というわけです。
come forward は
直訳すると「前に出る」。
「(進んで)申し出る」 「志願する」 「名乗り出る」
という意味でよく使われる成句です。
したがって
come forward to claim ownership
の部分は
「所要権を主張するために申し出る」 →
「持ち主であると名乗り出る」
ということですね。
そして、
本文第2文の後半、within 以下は
「その発見が発表されてから1週間以内に」 →
「現金発見の発表から1週間で」。
第2文全体としては
「現金発見の発表から1週間で、
12人が(持ち主として)名乗り出た」
となっています。
1月30日に札幌市内の資源ごみ回収施設で、ごみの分別をしていた委託業者が、雑紙類の中から現金1,000万円を発見し、警察に届け出ました。
高額拾得物として持ち主を探していますが、名乗り出がなかったため2月21日に公表。
その後1週間以内に、
「北海道旅行中に1,000万円を落とした」
「認知症の祖父母がごみに捨てたのではないか」
「買い物途中に落とした」など、
計12件の申し出があったといいます。
そのうち、9件が遺失物として受理され、警察では落とし主の特定を進めているとのこと。
届出から3ヶ月、つまり4月30日までに落とし主が判明しなければ、現金の所有権は “拾い主” である札幌市に移る見込みだそうです。
■編集後記
個人的には、ごみの中から現金1,000万円が見つかったことより、12件もの申し出があったことが興味深いです。「認知症の祖父母が捨てた可能性がある」、「北海道旅行中に落とした」とか・・・報道前に紛失届は出して・・はなかったのでしょう・・・もし虚偽の申告をしていたとなると「虚構申告罪(軽犯罪法第1条)」に問われる可能性があります。
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