Neymar Transfers to AL-Hilal
Saudi club Al-Hilal announced on Tuesday that it acquired Brazil forward Neymar from Paris St-Germain. The two-year deal is understood to be worth about $300 million.
■チェック
・transfer to ~へ移籍する
・Al-Hilat 【サッカー・クラブ】アル・ヒラル
・Saudi サウジアラビアの
・acquire ~を獲得する
・forward 【サッカー・ポジション】フォワード
・Paris St-Germain 【サッカー・クラブ】パリ・サンジェルマン
・deal 【名詞】契約
・be understood to ~と考えられる、みられる
・worth $_ _ドル相当の
■対訳
「ネイマールがアル・ヒラルに移籍」
サウジアラビアのクラブ、アル・ヒラルは火曜日、パリ・サンジェルマンからブラジル代表フォワードのネイマールを獲得したと発表した。約3億ドル(約436億円)の2年契約だとみられる。
■訳出のポイント
transfer は
「移動する」
あるいは
「移動する」
といった意味でよく使われる動詞ですね。
人が
「転任(転勤)する」「転校する」
という場合にも用いられ、
今日の記事では、
transfer to ~ で
プロのサッカーやラグビーにおいて、
選手が「~へ移籍する」
という意味になっています。
acquire は
「~を手にいれる」「~を得る」「~を獲得する」
という動詞。
企業や土地などを
「手にいれる」→「購入する」「買収する」
という意味でもしばしば登場する単語ですし、
評判、知識、能力、趣味などを
「獲得する」→「身につける」「習得する」
という意味合いでもよく使われます。
そして、今日の場合は
サッカーのクラブが選手を「獲得する」
という意味になっています。
Brazil forward Neymar の部分は
直訳すると
「ブラジルのフォワードのネイマール」。
この文脈では、
Brazil forward は
「ブラジルという国(のチーム)のフォワード」→
「ブラジル代表チームのフォワード」
ということですね。
名詞 deal は
「商取引」「契約」なので、
two-year-deal は
「2年契約」。
be understood to V は
「Vすると理解されている」→
「Vすると考えられる」「Vすると思われる」「Vするとみられる」
という言い方。
V に be 動詞を用いて
is understood to be ~ だと
「~であると考えられている」
になります。
そこで、今日の本文第2文は
「その2年契約は、約3億ドル相当であると考えられる」→
「(ネイマールの契約は)約3億ドルの2年契約だとみられる」
ということですね。
プロサッカー、サウジアラビア1部のアル・ヒラルが15日、パリ・サンジェルマン(PSG)からブラジル代表FWネイマールを獲得したことを発表しました。
ネイマールは2017年、世界最高額となる2億2200万ユーロ(現在のレートで約348億円)でバルセロナからPSGへと加入。
初年度からチームを3冠達成に導く活躍をみせ、在籍約5年間で公式戦通算173試合に出場し、118ゴール77アシストを記録。
5度のリーグ・アン制覇を含む合計14個のタイトルをチームにもたらしました。
そのネイマールが、今度は中東へ活躍の場を移すことに。
関係者の話として、契約は延長オプションなしの2年とみられ、給与は3億ドル(約436億円)で、ボーナスや商業契約などを合わせると最大で4億ドル(約582億円)になると伝えられています。
■編集後記
サウジ・プロリーグは1月にナルナスルに加入したポルトガル代表FWロナルドを筆頭に、この夏は欧州クラブに所属していた大物選手が相次いで移籍をしていますね。日本人としてはアジア・チャンピオンズリーグでこういった大物たちを見られるようになるのは嬉しいですが・・・それにしても、Livゴルフもしかり・・・サウジマネーの威力はすごいなあというのが実感。
(裏)台風7号、とりあえず甚大な被害とはならなかったようです・・