US Heat Wave: People Are Getting Burns from Falling on Asphalt in Arizona
A considerable number of people are getting burns, some potentially life-threatening, just from falling on paved asphalt in Arizona amid a prolonged heatwave in the US.
■チェック
・heat wave 熱波、猛暑
・get burns 火傷をする
・fall 転ぶ
・(paved) asphalt (舗装された)アスファルト
・a considerable number of 相当数の~
・potentially life-threatening 生命に関わる恐れがある
・amid ~の真っ只中で
・prolonged 長引く、長期化する
■対訳
「熱波の米国、アリゾナ州ではアスファルトで転倒し火傷も」
米国で熱波が長引く中、アリゾナ州では舗装されたアスファルトの上で転んだだけで火傷をする人が相当数にのぼり、中には命にかかわる恐れがあるほどの火傷を負った人もいるという。
■訳出のポイント
burn はもともと
火や物が「燃える」「焼ける」「燃焼する」
という動詞。
ここから、
体の部分を「火傷(やけど)させる」
という意味にもなっています。
また、
「火傷」
という名詞としても使われるので、注意しましょう。
今日の場合は
get a burn
「火傷をする」
という言い方で登場しています。
主語が複数扱いの people なので
are getting burns で
「(人々が)火傷をしている」
となっています。
fall は
「落ちる」「落下する」
などの意味でおなじみの基本動詞ですね。
「ころぶ」「転倒する」「倒れる」
という意味でもよく使われます。
fall on asphalt で
「アスファルト(の上)でころぶ」
ということですね。
considerable は
数量、金額、大きさ、程度などが「かなりの」「相当な」
という形容詞。
そこで、
本文頭の
a considerable number of people は
「かなりの数の人」「相当数の人」
という意味になっています。
potentially は
「潜在的に」「~の可能性があって」
という副詞。
[,] にはさまれた
some potentially life-threatening
の部分は、
直前の burns を補足する文節で
「(火傷の)いくつかは生命にかかわる可能性がある」→
「中には命にかかわる恐れがある(重度の)火傷もある」
という意味合いになっています。
prolonged は
「長期の」「長期化した」「長引く」
という形容詞。
本文末尾
amid a prolonged heatwave in the US
の部分は
「米国での長引く熱波の最中に」→
「米国で熱波が長引く中」
というわけですね。
アメリカで熱波が長引き、南部アリゾナ州フェニックスでは24日間連続で最高気温が華氏110度(摂氏43度)を超え、これまでの最長記録を更新。
この暑さに熱せられたアスファルトで転倒したり、熱くなった物の表面に触ったりして、火傷を負う人が続出しているといいます。
とくに、暑さで足元がおぼつかなくなって転倒した高齢者や転んですぐに立ち上がれない子どもたちが、アスファルトやコンクリートの表面に触れて、火傷するケースが多く、駐車中に熱くなっていた自動車のシートベルトの金属部分に触れて火傷した人もいるということです。
中には、皮膚移植が必要な III度という重度の火傷を負う人もおり、当局は住民に注意を呼びかけています。
■編集後記
もともとアリゾナ州は砂漠もあり暑い気候で知られています。太陽が燦々と降り注ぎ、湿度は低いので日本の夏よりは過ごしやすいような印象がありますが、連日43度超えは暑すぎますね、、、日本でも炎天下では路面温度は60度以上。やけどするレベルですね。この夏は、各地で観測史上最高気温を記録しそうな気がします。恐ろしいです・・
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(裏)ビッグモーター、これまでも何度も内部告発がもみ消されていたそうです・・これで知らぬ存ぜぬはないだろうな。