5 Dead After JAL Airliner Collides with Coast Guard Plane at Tokyo’s Haneda Airport
A Japan Airlines passenger plane collided with a Japan Coast Guard aircraft at Tokyo’s Haneda airport on Tuesday. Five crew members on the JCG plane, that was heading to Niigata for earthquake relief, were killed.
■チェック
・JAL(=Japan Airlines)JAL、日本航空
・airliner 旅客機
・collide with ~と衝突する
・Japan Coast Guard (=JCG) 【日本】海上保安庁
・aircraft 航空機
・_ crew members _人の乗組員
・head to ~へ向かう
・earthquake relief 地震救援
■対訳
「JAL 旅客機と海保機が羽田空港で衝突、5人死亡」
火曜日に東京の羽田空港で、日本航空の旅客機が海上保安庁の航空機と衝突し、地震救援のために新潟に向かうところだった海保機の乗組員5人が死亡した。
■訳出のポイント
collide の原意は
「相互に打つ」「相互にぶつかる」。
ここから、
動いている物、人が「~とぶつかる」「~と衝突する」
という動詞になっています。
助動詞 with をともなう
collide with ~
「~と(激しく)ぶつかる」「~と衝突する」
という形で用いるのが一般的ですね。
coast guard は
「沿岸警備隊」
を意味する言い方。
Japan Coast Guard で
日本の「海上保安庁」
を指します。
crew は
船の「乗組員」
飛行機、列車などの「搭乗員」「乗務員」
を意味する名詞なので、
_ crew members で
「_人の乗組員」「乗組員_人」
という言い方になっています。
本文第2文中の [,] にはさまれた
that was heading to Niigata for earthquake relief
の部分では、
that は、直前の
the JCG plane「その海保機」
を受けています。
すなわち、
「地震救援のために新潟に向かっていた(その海保機)」→
「地震救援のために新潟に向かうところだった(海保機)」
ということですね。
relief はもともと
苦痛、心配、恐怖などの「除去」「軽減」
あるいは、
それらが取り除かれた後の「安堵」「安心」
を意味する名詞。
ここから、しばしば
正式な「救済」「救援(物質)」
を指す単語としても登場します。
したがって
earthquake relief は
「地震の救援」、
for earthquake relief で
「地震救援のために」
というわけです。
年明け早々、2日連続で悲しいニュースとなってしまいました。
元日に起きた能登半島地震の全貌が明らかになってきて、被災地での救助・救援活動が続く中・・・
救援物質輸送に発つ直前の海上保安庁機と着陸した日航機が羽田空港の滑走路で衝突という、ショッキングな事故が発生。
衝突後炎上した日航機には乗客乗員379人が乗っていましたが、全員脱出し、14人が打撲や体調不良で医療機関を受診したということです。
災害の規模を考えると、全員が無事避難できたのは奇跡のようにも思われますね。
しかし、一方の海保機には6人が搭乗していましたが、その場で5人の死亡が確認されました。
事故の原因については、今後の調査の結果が待たれます。
■編集後記
事故直後、ニュースを見た時、これは誰も助からんだろうと思いました。しかし実際は全員が無事脱出に成功していたわけです。本当にCAさんたちの判断に拍手を送りたいです。実は事故の2時間前に娘が羽田に沖縄から帰ってきてました・・・
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(裏)明日から3連休だそうですが私は仕事モード全開です