Biden Vows to Beat Trump as Democrats Discuss Replacement
US President Joe Biden has hit back at criticism over his poor debate performance against Donald Trump, vowing in a fiery speech to his supporters that he will beat Trump in the November election.
■チェック
・bow ~を誓う、明言する
・(the) Democrats 民主党
・discuss replacement (候補者)差し替えを検討する
・hit back at criticism 批判に反論する、反撃する
・poor debate performance 討論会での低調なパフォーマンス
・supporter 支持者
・fiery speech 熱のこもった演説
・election 選挙
■対訳
「バイデン氏が打倒トランプ氏を明言、民主党は候補差し替え検討」
ジョー・バイデン米大統領は、ドナルド・トランプ氏との討論会でのパフォーマンスが低調だったことへの批判に反論し、支持者に向けた熱のこもった演説の中で、11月の選挙ではトランプ氏に打ち勝つと明言した。
■訳出のポイント
vow to V は
「~することを誓う」「~すると明言する」「~すると固く約束する」。
そこで、タイトルの
Biden vows to beat Trump は
「バイデン氏がトランプ氏を打ち破ると明言する」
「バイデン氏がトランプ氏に勝つことを誓う」
という意味合いになるわけですね。
対訳では、新聞見出しらしく
「バイデン氏が打倒トランプを明言」
としています。
replacement は
「交代」「取り替え」「差し替え」
という名詞。
Democrats discuss replacement で
「民主党は(大統領指名候補の)差し替えを検討する」
ということですね。
hit back は
文字通りの意味は
「殴り返す」。
ここから
「仕返しをする」「反撃する」「反論する」
という意味の成句となっています。
fiery は
fire と語源を同じくする形容詞で
「火の」「火のような」→
「火のように熱い」「火のように激しい」
「熱烈な」「情熱的な」
といった意味で使われます。
a fiery speech で
「熱烈な演説」「激しい演説」「熱のこもった演説」
ということですね。
すなわち、
in a fiery speech to his supporters で
「支持者に向けた熱のこもった演説の中で」
となっています。
6月27日、11月の米大統領選で再戦を目指す民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領との第1回テレビ討論会が行われました。
この討論会ではバイデン大統領の終始精彩を欠いた様子が目立ち、高齢への不安が広がっています。
民主党内では、候補差し替え論が強まっているとの報道も見られます。
一方バイデン氏は討論会から一夜明けた28日、ノースカロライナ州で選挙集会に参加。
討論会でのパフォーマンスが低調だったと認めつつも、
「11月にはこの州で勝利する」
と選挙戦を戦い抜く決意を強調しました。
■編集後記
ともかく酷い討論会でした。トランプ氏は質問をはぐらかす場面も多く、相変わらず勝手なことばかり言っていましたが、とりええずエネルギーにあふれていました。2人は3歳差ですが、トランプ氏の方が20歳くらい若いのでは?というほどの印象。この2人しか大統領候補者が出せないとしたら・・・米国は終わりですね。
(裏)梅雨らしい天気になってますね!降る時はしっかり降ってほしいです。