毎日1分!英字新聞YouTubeチャンネルがスタートしました。今日の配信記事をその日にネイティブ音声で公開します。

音声の読み上げスピードはNormal, 120%, 150%と3段階。(150%は早口の世界)

これを繰り返し聞けば、1年後にはリスニング力が大幅に向上していることでしょう。今すぐ登録して毎日、リスニングの学習にご活用ください。では!

https://www.youtube.com/channel/UCnAS9WqXFfsUjahainO4Smg

毎日1分!英字新聞 石田

ノーベル生理学・医学賞、マイクロRNA発見の米2氏

Pocket

U.S. Duo Who Discovered microRNA Wins Nobel Prize in Medicine
U.S. scientists Victor Ambros and Gary Ruvkun won the 2024 Nobel Prize in Physiology or Medicine for their discovery of microRNA and its crucial role in gene regulation.

■チェック

・duo 2人組
・discover (discovery)発見する(発見)
・microRNA マイクロRNA
・Nobel Prize in (Physiology or) Medicine
ノーベル生理学・医学賞
・crucial role in ~における重要な役割
・gene regulation 遺伝子調節

■対訳

「ノーベル生理学・医学賞、マイクロRNA発見の米2氏」
米国科学者のビクター・アンブロス氏、ゲイリー・ラブカン氏が、2024年ノーベル生理学・医学賞を受賞した。両氏は、マイクロRNA とその遺伝子調節における重要な役割を発見した。
■訳出のポイント
duo はもともと
「二重奏」を意味するイタリア語。
ここから、英語でも
音楽の「二重奏」「二重唱」
あるいは
「二重奏団」の意になりますが、
加えて
「2人組」「コンビ」
を指す場合も多い単語となっています。
今日のタイトルでは
U.S. duo who discovered microRNA wins Nobel Prize in Medicine
「マイクロRNAを発見した米国の2人組がノーベル生理学・医学賞を受賞する」→
「マイクロRNA発見の米2氏がノーベル生理学・医学賞を受賞する」
ということですね。
「ノーベル生理学・医学賞」は、
正式には
Nobel Prize in Physiology or Medicine
ですが、
タイトルのように
Nobel Prize in Medicine
と省略されることも多くなっています。
本文後半、
for their discovery of microRNA and its crucial role in gene regulation
では、
前置詞 for は
【理由・原因・結果】を表す用法。
つまり、
前半で述べられた「ノーベル生理学・医学賞を受賞した」
【理由】が for 以下で説明されているわけです。
すなわち、
「彼ら(=2氏の)マイクロRNA とその遺伝子調節における重要な役割の発見のために、(2人はノーベル賞を受賞した)」
ということですね。
対訳では、後半部分は独立させて
「両氏は、マイクロRNA とその遺伝子調節における重要な役割を発見した」
としています。
ニュアンスとしては、
「(両氏の)受賞理由は、マイクロRNA とその遺伝子調節における重要な役割を発見したことである」
という感じですね。
スウェーデンのカロリンスカ研究所のノーベル賞委員会は10月7日、今年のノーベル生理学・医学賞を米マサチューセッツ大学のビクター・アンブロス教授とハーバード大学のゲイリー・ラブカン教授に授与すると発表。
両氏はマイクロRNAを発見し、遺伝子調節で果たす役割を解明しました。
その研究は、病気の早期診断や治療への活用が期待されているということです。

■編集後記

今年のノーベル賞・・・生理学・医学賞は米国2氏が受賞しました。このところ毎年ですが、村上春樹が文学賞を(とうとう)受賞するのか?気になります。ただ、今年はドイツ在住の作家、多和田葉子氏も候補にあがっていて、案外こちらが先に受賞となってしまうのかも。。文学賞の発表は明日10日20時。
(裏)寒いです。四季が失われて二季になるのか。微妙な季節の移ろいをもっと感じたいものです。

英字新聞の対訳と解説が毎日LINEで届く!毎日1分!英字新聞公式LINEにご登録ください

 

友だち追加

 

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ

 

この記事も読まれています



スポンサーリンク