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毎日1分!英字新聞 石田

日本、欧州に戦闘機を初派遣

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Japan Deploys Fighters to Europe for First Time
Japan’s Air Self-Defense Force deployed fighter jets to Europe for the first time, with two F-15s landing at a base in northeastern Germany on Tuesday for defense exchanges.

■チェック

・deploy ~を配置する、派遣する
・fighter (jet) 戦闘機
・land 【動詞】着陸する
・Air Self-Defense Force 航空自衛隊
・base (軍事)基地
・defense exchange 防衛交流

■対訳

「日本、欧州に戦闘機を初派遣」
日本の航空自衛隊が初めて欧州に戦闘機を派遣し、F15戦闘機2機が火曜日、防衛交流のためドイツ北東部の基地に到着した。
■訳出のポイント
deploy は
軍を「派遣する」「配置する」「展開する」
という意味で頻出の動詞。
fighter は
fighter jet 「戦闘機」
を略した形。
deploy fighters
あるいは
deploy fighter jets で
「戦闘機を派遣する」
ということですね。
このように、英字新聞のタイトル(見出し)では簡潔に
fighter
を用いるのが一般的になっています。
Air Self-Defense Force は
日本の「航空自衛隊」のこと。
Ground Self-Defense Force「陸上自衛隊」
Maritime Self-Defense Force 「海上自衛隊」
とあわせて確認しておきましょう。
本文後半、[,]以下では
with は、英字新聞頻出の
【付帯状況】を表す前置詞ですね。
【with + 名詞 + -ing】 で
主文(=前半)に対して
「~という状況をともなって」「~という状況で」→
「~しながら」「~して」
という説明を、簡潔かつ自然につなげる
構文となっています。
すなわち
「F15戦闘機2機が火曜日、防衛交流のためドイツ北東部の基地に到着するという状況で」→
「F15戦闘機2機が火曜日、防衛交流のためドイツ北東部の基地に到着して」
ということですね。
land はもともと
「陸」「地面」
を意味する名詞。
ここから、
人が「上陸する」、
飛行機が「着陸する」「着地する」
という動詞としてもよく使われています。
ここでは、
F-15 戦闘機がドイツ北東部の基地に「着陸した」
となりますが、
航空機、とくに軍用機の場合は
着陸=到着
として理解するのが自然なので、対訳でも
「到着した」
としています。
航空自衛隊のF-15戦闘機が、防衛交流を通じて各国との協力強化を図るために派遣され、9月14日から来月1日までの日程で、米国、カナダ、イギリスに続いてドイツを訪問。
日本の戦闘機が欧州やカナダに派遣されるのは、今回が初めてだということです。
各地での防衛交流を通じて、地域を越えた安全保障面での連携の重要性を確認しあったということです。

■編集後記

戦闘機の欧州およびカナダへの派遣は自衛隊の71年の歴史上初めてのことだそうです。日本国内では自衛隊・防衛関係の話題の扱いは慎重なので、あまり報じていられませんが、個人的にはけっこう意味があるニュースなのかなと思っています。日本を含め世界の安全保障が大きく変わっていく時期なのかと。。。
【明日です】当メルマガ発行人による・・
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9月27日(土)20時から!(無料)
(裏)朝ドラ「あんぱん」最終話、うーん・・もっと他に描き方があったような気がするな・・

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