Japanese Marine Park Catches Rare Shark On Film
Staff at the Awashima Marine Park in Shizuoka Prefecture, south of Tokyo, captured a live frilled shark on film. The creature, sometimes referred to as a “living fossil,” is rarely seen alive because its natural habitat is between 600 and 1000 meters under the sea.
■チェック
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・frilled shark ラブカ(サメの一種)
・be referred to as 〜と呼ばれる
・fossil 化石
・natural habitat 自然の生息環境
■対訳
「日本のマリンパーク:珍種のサメを撮影」
東京の南に位置する静岡県のあわしまマリンパークの職員が生きたラブカを撮影した。『生きた化石』と呼ばれることもあるラブカは、自然の生息環境が水深600から1000メートルのため、生きている姿を見られることは
ほとんどない。
■訳出のポイント
catch 〜 on film あるいは capture 〜 on film で、「〜をフィルムの上に捕らえる」 → 「〜をフィルムに収める」 「〜を撮影する」という表現です。
refer to 〜 は 「〜を参照する」 「〜に言及する」 という言い方ですが、refer to as 〜 になると 「〜として言及する」 → 「〜と呼ぶ」 「〜と称する」の意味になります。
これは今日のように受動態で用いられることが多く、その場合 be referred to as 〜 「〜と呼ばれる」 「〜といわれる」 という形になります。
また、動詞 refer の過去形・過去分詞は referred で、 r が重なることにも注意しておきましょう。
rare は 「珍しい」 「まれな」 という形容詞ですが、その副詞形 rarely の場合は、「めったに〜しない」 「ほとんど〜しない」 と否定文を用いて訳に反映させた方が、自然な日本語になります。
さて、frilled shark 「ラブカ」 は、カグラザメ目ラブカ科に属する唯一のサメで、原始サメの特徴を変わらず残していることから 『生きた化石』 とも呼ばれます。
世界の海で生息する深海魚ですが、その自然生息域が水深600メートル以上のため、自然に泳いでいる様子を見られることはまずないようです。
今回は、釣り人の知らせで、岸壁にいたラブカを静岡県沼津市のあわしまマリンパークの職員が捕獲し、水槽内で水中撮影をしました。
(残念ながらすでに弱っていたラブカは数時間後に死んでしまいました)
■編集後記
22日、23日と2日にわたってNo.1,749と記載していました。
読者のみなさんご指摘ありがとうございます。ということで、今回はNo.1,751です!
ラブカは駿河湾の漁師の網に以前から度々かかっていたらしいです。
あまりにも醜悪なのでそのまま捨てられることが多かったといいます。
サメの一種で、深海に普段生息してますが、なんでも深海にエサがなくなってきて、浅瀬のほうに来るそうなんです。本当かどうかは分かりませんけど。
あと、ダイオウイカという巨大イカが死んだ状態で捕獲されてますね。
島根県で、今度は日本海側です。全長6・73メートルの巨大イカ。
このダイオウイカもラブカ同様、水深600メートル以下の海底に普段生息しているそうです。
なんだかこの2つの話に関連性がありそうな気がしますね。。
海底の異変??うーん、怖いです。
(裏)いやー、昨夜は飲み会でした。結構飲んでヘロヘロになって帰宅(笑)