Nikkei Tops 30,000 for 1st Time in 30 Years
Japan’s Nikkei Average rebound sharply on Monday to close above the 30,000 for the first since August 1990.
■チェック
・Nikkei (Average) 日経平均株価
・top ~を超える
・rebound sharply (株価が)急反発する
・close above _ mark 終値が_の大台を超える
■対訳
「日経平均3万円超え、30年ぶり」
月曜日、日本の日経平均株価は急反発し、終値としては1990年8月以来初めて3万円の大台を回復した。
■訳出のポイント
株価関連の記事で
Nikkei と言えば
Nikkei Average
あるいは
Nikkei Stock Average
の略。
「日経平均」 「日経平均株価」
のことですね。
top は
「~を上回る」 「~を超える」
という動詞としても頻出なので、再確認を。
日本語でも浸透している 「リバウンド」 の語源である rebound は
「はね返る」
という動詞。
ここから、
株価などが 「立ち直る」 「回復する」 「反発する」
という意味でも使われます。
今日の場合は
rebound sharply で
「急に立ち直る」 → 「急反発する」 「大幅に反発する」
という言い方になっています。
「閉じる」 「閉まる」 「終わる」 という意味でおなじみの動詞 close 。
株式用語では
「(取引を)終える」 → 「大引けになる」
という意味で用いられるので、注意しましょう。
close at $_ だと
「_ドルで大引けになる」 「_ドルで取引を終える」 「終値が_ドルとなる」
という言い方になります。
今日の場合は、その応用で
close above _ mark で
「_の大台より上で取引を終える」 → 「終値が_の大台を超える」
というわけです。
また、その後ろに続く
for the first since August 1990
「1990年8月以来初めて」
という記述から、大台を超えたのは史上初ではなく以前にもあったことが明らかなので、
対訳では
「大台を超える」 → 「大台を回復する」
と意訳しています。
週明け15日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発し、前週末比564円08銭高の3万84円15銭で大引け。
1990年8月2日以来、約30年6か月ぶりに3万円の大台を回復しました。
昨日の記事でも触れたように、2020年10-12月期の国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回ったことが好感され、買い注文が膨らんだ結果です。
国内企業の2020年4-12月期決算で、好業績の発表が相次いでいることや国内でのワクチン接種開始の見通しが見えてきたことへの好感などが相場を押し上げ、バブル崩壊後の最高値更新となりました。
■編集後記
暗いニュースが注目される中、巣ごもり需要を背景に過去最高益を出している企業は多いです。マクドナルド、PS5をリリースしたソニー、PCR試薬開発のタカラバイオ、さらにテレワーク増加による光回線需要の伸びでNTTも過去最高益を更新しています。
ビットコインを自国の基軸通貨とする国が出現・・その国の名は・・・
https://youtu.be/CEBc-d0OKHU
(裏)朝6:30、かなり明るいですね。ジョギング再開しようかなと思っています。