Coinbase Valued at $75.9bn in Nasdaq Debut
Coinbase hit a market value of $75.9bn in its debut on Nasdaq on Wednesday. It was the first listing of a major cryptocurrency exchange and a moment of validation for the crypto-assets as a new asset class.
■チェック
・Coinbase コインベース(米仮想通貨取引所)
・(be) valued at $_ _ドルの値段がつけられる→
時価総額が_ドルとなる
・Nasdaq 【株式】ナスダック(米店頭株式市場)
・market value 時価総額
・listing 【株式】上場
・cryptocurrency exchange 暗号通貨取引所
・a moment of validation 評価を受けた瞬間
・crypto-assets 暗号資産
・asset class 【投資】資産クラス
■対訳
「コインベースがナスダック上場、時価総額759億ドル」
コインベースが水曜日に米ナスダック市場に上場し、時価総額は759億ドル(約8兆3500億円)に達した。主要な暗号通貨取引所としては初の上場であり、暗号資産が新たな資産クラスとして評価を受けた瞬間だと言える。
■訳出のポイント
Coinbase 「コインベース」 は
cryptocurrency exchange
「暗号通貨(仮想通貨)取引所」。
Masdaq 「ナスダック」 は
米株式市場の1つで、取引する立会場がない電子取引所となっています。
そこで、タイトルの
in Nasdaq debut は
「ナスダック(市場)のデビューで」 →
「ナスダックへの上場で」
ということです。
また、本文の
in its debut on Nasdaq も
「その(=コインベースの)ナスダックにおけるデビューで」 →
「(コインベースが)ナスダック上場で」
というわけです。
validation は
「検証」 「証明」 「妥当性確認(評価)」
という名詞。
そこで、
本文第2文の
a moment of validation for the crypto-assets
as a new asset class
の部分は
「暗号資産にとって、新たな資産クラスとしての評価の瞬間」 →
「暗号資産が新たな資産クラスとして評価された瞬間」
という意味になっています。
asset class の
class は 「部類」 「種類」 の意。
金融・投資用語で、日本語では
「アセットクラス」 あるいは 「資産クラス」
と言います。
投資対象となる資産(アセット)の種類や分類のことを指します。
例えば、株式、再建、不動産、現預金など・・・
また、ヘッジファンド、未公開株式などはオルタナティブという
クラスとされます。
ここでは、今回コインベースがナスダック上場で、予想を上回る高い時価総額を得たことを称して、上記のような資産クラスに加えて
「暗号資産が新たな資産クラスとして評価を受けた瞬間である」
と述べているわけですね。
今回のコインベースの上場は、仮想通貨業界にとっては大きな
意味を持つと思われます。
第一に、金融市場を規制・監督する米証券取引委員会(SEC)の上場審査を通過したことは、ある意味 ”信頼できるインフラ” として認められたことになります。
ただ、上場にともなう高い評価は ”期待先行” との見方もされています。
昨今の仮想通貨投資ブームの中で過熱気味の売買が、今後も持続するかどうかは不透明というところでしょうか・・
その一方で、日本でも bitFlyer や Liquid、 Coincheck など主要取引所が上場に向けて動くと思われ、グローバルな流れが出来つつあることは確かでしょう。
■編集後記
一時はビットコインが692万円まで高騰しました。700万円で一度調整が入るのか、あるいはさらに高騰するのか。一部のアナリストは年末までに2000万円に達するのではないか、と言っています。となるとまだ安い・・・?
ビットコインホルダーはこの動画見ておいたほうがいいです。
https://youtu.be/wLD75xNL74o
(裏)また週末、天気が荒れそうですね・・・