Dog Owner Arrested for over Fatal American Bully Attack in UK
A 30-year old man has been arrested on suspicion of negligent manslaughter after a man died following an attack by his two suspected American XL bully dogs, in Staffordshire, England.
■チェック
・dog owner 犬の飼い主
・(be) arrested 逮捕される
・fatal 致命的な、死者を出す
・American (XL) bully 【犬種】アメリカンブリー(XL)
・suspected 疑わしい
・on suspicion of ~の疑いで、~の容疑で
・negligent manslaughter 過失致死
・Staffordshire 【英】スタッフォードシャー
■対訳
「英国:アメリカンブリー襲撃で死亡、飼い主逮捕」
イングランドのスタッフォードシャーで、男性がアメリカンブリーXLだとみられる2匹の犬に襲われて死亡した事件で、飼い主の30歳の男が過失致死の疑いで逮捕された。
■訳出のポイント
owner は
「所有者」「持ち主」
という名詞で、
動物の「飼い主」
の意味でもよく使われる単語。
dog owner で
「犬の飼い主」
となっています。
fatal は
生物にとって「命とりになる」「致死的な」「致命的な」
という形容詞。
a fatal accident 「致命的な事故」→「死亡事故」
といった形でよく使われます。
今日のタイトルでは
fatal American bully attack で
「致命的なアメリカンブリー(による)襲撃」→
「(被害者が)死亡したアメリカンブリー襲撃」
という意味合いになるわけですね。
negligent は
義務や責任を負っている人が、
性質・習慣上で「怠慢な」「不注意な」「いい加減な」「過失の」
という形容詞。
ここでは
negligent manslaughter で
「過失致死」
となっています。
suspected は
「疑わしい」「怪しい」
という形容詞。
two suspected American XL bully dogs
の部分は
「2匹の疑わしいアメリカンブリーXL犬」→
「アメリカンブリーXL犬だと疑われる2匹」→
「アメリカンブリーXLだとみられる2匹の犬」
ということですね。
英国イングランド中部スタッフォードシャーで15日、52歳の男性が2匹の犬に襲われ負傷。
搬送先の病院で死亡しました。
これを受けて、飼い主の男(30歳)が過失致死容疑で逮捕された、というニュース。。。
犬のうち1匹は拘束後に死亡、もう1匹は獣医師によって安楽死させられたそうです。
犬種についてはまだ特定中ですが、筋肉質で体格のいいアメリカンブリーの中でも、最大の『アメリカンブリーXL』である可能性が高いといいます。
英国ではここ数ヶ月、同犬種とみられる犬による襲撃事件が
相次いでいます。
9月9日には、11歳の少女がアメリカンブリーXLとスタッフォードシャー・ブル・テリアの交雑種の子犬に襲われ、重傷を負う事件が起きたばかりでした。
これを受けて、リシ・シナク英首相は、アメリカンブリーXLの国内飼育を禁止する法律を年内に制定する、としています。
イギリスでは現在、ピット・ブル・テリア、土佐犬、ドゴ・アルヘンティーノ、フィラ・ブラジレイロといった犬種の飼育が禁止されているということです。
■編集後記
こういった事件では、襲撃された人はもちろん、ある意味犬も被害者だと言えるのではないでしょうか・・・犬種のもともとの性質と飼い主のしつけなど、要因はひとつではないと思いますが、やはり起きてはならない事件です。
一度も留学経験なし、海外渡航経験なしで英語ペラペラが増えている理由・・
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(裏)長岡に母の見舞いで帰省しています。今週後半、一気に涼しくなりそうです。