South Korean Fighter Jets Accidentally Bomb Civilian Area, Injuring 29
Two South Korean fighter jets accidentally dropped eight bombs on a Civilian area in Pocheon City, northeast of Seoul, during a live-fire drill on Thursday, injuring 29 people.
■チェック
・fighter jet 戦闘機
・accidentally 誤って
・bomb 【動詞】~を爆撃する
・civilian area 民間地域
・drop bombs on ~に爆弾を投下する
・Pocheon City 【韓国】抱川市
・live-fire drill 実弾演習
■対訳
「韓国戦闘機が民間地域を誤爆、29人負傷」
木曜日、韓国の戦闘機2機が実弾演習中に誤って、ソウル北東の抱川(ポチョン)市の民間地域に爆弾8発を投下し、29人が負傷した。
■訳出のポイント
accident は
「事故」「不幸なできごと」「故障」「災難」
の意味でおなじみの名詞ですね。
「偶然」「運」「巡り合わせ」
といった意味合いでもしばしば使われます。
accidentally は
この accident から派生した副詞で
「偶然に」
あるいは
「誤って」
という意味になっています。
今日のタイトルでは
accidentally bomb で
「誤って~を爆撃する」「~を誤爆する」
ということです。
bomb はもともと
「爆弾」
という名詞ですが、
「~を爆撃する」「~に爆弾を落とす」
という動詞としてもしばしば用いられるわけですね。
また、本文では
accidentally dropped 8 bombs on ~ で
「誤って~に爆弾8発を投下した」
より詳細に記述されています。
ここでは、
bomb は名詞「爆弾」で、
drop が
「~を落とす」
という動詞となっています。
civilian の原意は
「市民」。
軍人、警官などに対して「一般市民」「民間人」
を指す名詞で、
「民間の」「一般市民の」「非軍事的な」
という形容詞としても頻出です。
今日の場合は、
civilian area で
「民間地域」。
すなわち、軍事施設ではない一般の民間人が住む地域や働く市域全般を指します。
軍事用語としてよく使われるので、しっかり確認しておきましょう。
live は
「生きる」「暮らす」
という意味の名詞としてよく知られていますね。
同時に、
alive の頭音が消失した形容詞でもあります。
つまり、
動植物が「生きている」「元気な」「活気のある」→
放送、演技などが「生の」「実況の」「ライブの」
といった意味になります。
そこで、
live-fire は
「生きた砲弾(銃弾)」→「実弾」
ということです。
すなわち
live-fire drill は
「実弾演習」、
during a live-fire drill で
「実弾演習中に」
というわけですね。
3月6日、韓国で訓練中の戦闘機が民間地域を誤爆するという信じられない事故が起きました。
民間人を含む29人が重軽傷を負い、複数の住宅や車も損壊したということです。
軍によると、今回の事故は操縦士の座標入力ミスが原因だったとみられます。
■編集後記
座標入力ミスで民家などを誤爆してしまうという・・・なんとも信じられない事故でした。死亡者が出なかったのが信じられないくらいですが、その点は幸いでした。すでに「戦争」はテクノロジーのぶつかりあいとなっています。プログラミングされた爆撃ドローンが飛んでいく世界。しかしプログラムを作るのは生身の人間です。こういった人為的なミスは今後も続くのかと思われます。
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(裏)トランプがウクライナ支援をやめた途端、反ウクライナ的な言説がメディアでも目立ってきた気がします。