Crocodile with Tire Around Neck Finally Freed after Five Years
A wild crocodile in Indonesia that had a motorcycle tire stuck around its neck for more than five years was finally captured, freed from the rubber ring, and released back into the river.
■チェック
・(wild) crocodile (野生の)ワニ
・(motorcycle) tire (バイクの)タイヤ
・around neck 首の周りに
・(be) freed (from) (~から)解放される
・stuck 固定された
・be captured 捕獲される
・rubber ring ゴムの輪 → タイヤ
・release back into the river 川に戻す
■対訳
「ワニの首にタイヤがはまって5年、やっと自由に」
インドネシアで5年以上前から首にバイクのタイヤがはまったままだった野生のワニがついに捕獲され、タイヤを外され、川に戻された。
■訳出のポイント
tire は 「タイヤ」 で、
around neck は 「首の周りに」
なので、
タイトルの
crocodile with (a) tire around neck は
「首の周りにタイヤをつけたワニ」 →
「首にタイヤがはまったワニ」
ということですね。
また、本文前半の
A wild crocodile in Indonesia that had a motorcycle tire stuck around its neck for more than five years
の部分は
「5年以上、首の周りにバイクのタイヤが固定されたインドネシアの野生のワニ」 →
「インドネシアで5年以上前から首にバイクのタイヤがはまったままだった野生のワニ」
というわけです。
「自由な」 という形容詞としておなじみの
free は
「~を自由にする」 「~を解放する」
という動詞としても頻出です。
そこで、
(was) freed from the rubber ring は
「そのゴムの輪(=タイヤ)から解放された」 →
「(首にはまっていた)タイアを外された」
という意味になっています。
5年以上も首にタイヤがはまった状態だったワニが、ついに自由の身になったというニュース・・・
インドネシアのスラウェシ島で、タイヤが首にはまったまま動き回る野生のワニが初めて目撃されたのは2016年のこと。
そのままでは窒息しかねないと、2020年2月には州当局がワニを捕まえてタイヤを外した人には報酬を提供すると発表していました。
その後、自然保護活動家や動物訓練士などが捕獲およびタイヤ除去を試みるも成功せず。。。
ようやく今月7日に、地元住人がニワトリを餌にしてこのワニの捕獲に成功しました。
近隣の10数人の助けを借りてワニを薬で眠らせている間にタイヤをノコギリで切断したそうです。
そして、無事救助作戦が成功した後には、ワニは川に戻されたということです。
■編集後記
タイヤが首にはまったままで5年なんて・・・でも、ワニ的には慣れてしまって、それほど気にしてなかったとか???
今日の動画
https://youtu.be/9P9kpv_0VM4
(裏)これは朝執筆しているのですが、まだ雪にならず。配信される時は雪に?