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毎日1分!英字新聞 石田

選挙を前にロシアの列車爆破、40人死亡

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Russian Train Bomb Kills 40 Before Elections

A suspected suicide bomber killed at least 40 people aboard a packed commuter train near rebel Chechnya on Friday in what President Vladimir Putin called an attempt to destabilize Russia
just before key polls.

■チェック

!

・packed 満員の
・commuter train 通勤電車
・rebel 反政府の
・destabilize 〜を不安定にする

■対訳

「選挙を前にロシアの列車爆破、40人死亡」

金曜日、反ロシア政府体制にあるチェチェン付近で、満員の通勤列車が自爆テロと見られる爆発にあい、乗客の少なくとも40人が死亡し、ウラジミイル・プーチン大統領はこれを、重要な選挙を目前にロシアを動揺させようという企てである、と非難した。

■訳出のポイント

commuter は動詞 commute 「通勤する」「通学する」からできた名詞で、「通勤者」「通学者」です。

commuter train 「通勤電車」の他にも、 commuter bus で「通勤バス」。
また、commuter pass は「通勤定期」→「定期券」のことになりますし、commuter allowance ならば、会社からもらえる「通勤手当」です。

最後の部分の動詞 call は「…と呼ぶ」「…とみなす」という意味が一般的ですが、ここでは「…と非難する」と訳しています。

とくに米国英語では call を「非難する」「とがめる」というニュアンスをこめて用いる場合があり、本記事はまさにそのケースと言えるでしょう。

■編集後記

昨夜ビデオ屋さんに行ったら、お目当ての映画が2本戻ってきてまして、早速借りました。
ラッキーでした。
私が昔DJの真似事をしていた、と書いたら多く音楽好きの方からメールを頂きました。
全部お返事を書いておりませんが、ありがとうございました。

ブレイクビートとは何ですか?というメールも頂きました。
ブレイクビートとは、間奏とでもいいますか、歌でしたらイントロや、1番と2番の間の歌詞が入ってない部分のことです。
いわば歌の休憩(=break)の間のことです。
ブレイクというのは、「休み」という意味もあります。
ここで、よく使われる表現が、例えば人が人をからかったり、ジョークを言ったときに、  
Give me a break (ちょっと休ませてくれ→冗談はよせよ)となります。

ブレイクビートというのは、お金がなくて楽器が変えないスラム街の子供が、古いレコードを2枚用意して、2つのターンテーブルで、その、間奏部分(ブレイク)だけを流す切抜きー張り合わせた音です。
ドラムとベースのような歌のない部分だけを繰り返し流します。古典的なループですね。
そこに言葉をかぶせていくとラップの出来上がりです。
一方のレコードが、間奏部分を終えたら、他方のレコード音が始まります。
そのとき、終わったレコードをまたブレイクの頭へ戻します。
そこにスクラッチ音が入ってしまいます。
これがスクラッチの始まりです。

このブレイクビートに、今度はヨーロッパ経由で入ってきたドイツのクラフトワークに代表される電子音楽、オランダのアシッドハウスなどが巧みに融合され、90年代のヒップヒップムーブメントにつながっていきます。
同時にテクノロジーの進展でこれまでプロしか購入できなかったようなサンプラーや録音編集機材が安価で誰にでも手に入るようになって、音楽シーンはさらに加速して行くのでした。

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