Two Serial Robbery Suspects Arrive in Japan from Manila
Two men suspected of involvement in a series of robberies across Japan were deported from the Philippines and arrived at Narita International Airport Tuesday afternoon.
■チェック
・serial robbery 連続強盗(事件)
・suspect(s) 容疑者
・(be) suspected of ~を疑われる
・involvement in ~への関与
・be deported from ~ ~から(強制)送還される
■対訳
「連続強盗事件の容疑者2人、マニラから日本帰国」
日本各地で起きた一連の強盗事件への関与が疑われる男2人が、火曜日午後にフィリピンから送還され、成田国際空港に到着した。
■訳出のポイント
suspect はもともと
「~を怪しいと思う」 「~を疑う」 「~に容疑をかける」
という動詞。
ここから
犯罪の 「容疑者」 「被疑者」
を意味する名詞としても頻出ですね。
今日のタイトルでは、
serial robbery suspect で
「連続強盗事件の容疑者」
ということです。
また、動詞 suspect を受動態で用いた
be suspected of ~ だと
「~らしいと疑われる」 「~を疑われる」 「~(した)とされる」
という言い方になります。
そこで、本文の頭部分は
Two men (who is) suspected of involvement in a series of robberies across Japan
と考えてください。
つまり、
「日本各地の一連の強盗事件への関与を疑われる2人の男」→
「日本各地で起きた一連の強盗事件への関与が疑われる男2人」
ということですね。
involvement は
「巻き込む」 「巻き添えにする」 「関わりあう」
という動詞 involve から派生した名詞。
すなわち、
「巻き込まれること」 「関わり合い」 「関与」 の意です。
involvement in ~ で
「~への関わり」 「~への関与」
という言い方になっています。
deport の語源は
「運び出す」という意味のラテン語 deportare 。
ここから、
政府などが外国人、自国人、犯罪者などを強制的に
「国外へ運び出す」→「国外追放する」「強制輸送(送還)する」
という動詞です。
be deported from ~ で
「~から追放される」 「~から送還される」
という言い方になるわけです。
一連の広域強盗事件への関与の疑いが持たれる4人のうち2人が、フィリピンの入管施設から日本に送還されたニュースでした。
警視庁は、輸送中の機内で、別件の特殊詐欺事件容疑でこの2人を逮捕。
2人を含む詐欺グループは、フィリピンの数カ所に加えタイなどにも拠点を設け、電話詐欺を繰り返していたと思われ、被害総額は60億円超に上るといいます。
8日に送還予定の別の2人を加えた計4人の容疑者は、一連の強盗事件にも関与していた疑いがあり、指示役の 『ルフィ』 を名乗る人物との関連などを詳しく調べる方針だということです。
■編集後記
最近、思うのですが最近、目をおおいたくなるような凶悪事件が増えてきているような気がします。日本が経済的に沈下する動きに反比例するかのように。。昭和の頃は幼児誘拐だとか人質をとっての銀行立てこもりとかありました。そんな事件がますますこれから増えそうな予感が・・・
(裏) 明日は関東南部の平野部でもみぞれか雪になる予報が出てます。皆さん気をつけて。