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毎日1分!英字新聞 石田

イラクで人質のフィリピン人解放

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Filipino hostage released in Iraq

A Filipino truck driver who was held hostage and threatened with death if his country did not pull its troop out of Iraq was freed and handed over to the United Arab Emirates embassy in Baghdad Tuesday.

■チェック

!

・hand over 引き渡す
・United Arab Emirates アラブ首長国連邦 
・embassy 大使館

■対訳

「イラクで人質のフィリピン人解放」

火曜日、人質として捕らえられ、フィリピン政府が駐留隊をイラクから撤退しない限り殺すと脅迫されていたフィリピン人のトラック運転手が解放され、バクダッドのアラブ首長国連邦大使館に引き渡された。

■訳出のポイント

hostage は「英字新聞」でもおなじみの重要頻出単語ですが、
be held hostage 「人質に取られる」「人質になる」という表現も覚えておきましょう。

例:Nearly 50 passengers were held hostage on the tour bus.
  50 名近くの乗客が観光バスの中で人質となった。

embassy 「大使館」に関連する用語を見てみましょう。
ambassador が「大使」です。
これに対して、consulate は「領事館」。そこに駐在する「領事」は consul。
consulate general、consul general はそれぞれ「総領事館」「総領事」。

ちなみに大使と領事の違いをご存知ですか?
近代初め頃の地中海地方で、貿易のため他国からやってきた商人たちについて、その裁判を現地国ではなく、同じ国から派遣された「領事裁判官」が行うという制度が生まれました。
これが、領事制度のルーツだそうです。
しかしこの領事裁判という制度は、「国家主権」の考え方が広まるにつれ、徐々に姿を消していきました。
現在の領事の仕事は「現地国にいる自国民の保護」のために、さまざまな《行政サービス》を行う」ことであるといえるでしょう。
その中には派遣された国との交流を深めること、ビザなどを発給することなどが含まれています。
つまり、領事は「外国にいる自国の行政官」といえます。
これに対して、大使は、「国を代表して覇権国に駐在する文字通りの外交官」とと理解しましょう。

■編集後記

最近本屋さんに行く機会があり、ビジネス関連の書棚を見てみると「起業」に関する本がめちゃくちゃ多くなっているのに気づきます。
「年収を10倍アップする方法」とか。
それも実際に自分で起業した人たちの体験記が多いですね。
こういった本はモチベーションを刺激し、高めるには非常に効果がありますが、それにどっぷり浸かるのはいかがなものか?と思います。
彼ら成功者たちが起業し、事業を成長させるときは無我夢中、全力疾走で走るのみだったと思います。
まさか「起業マニュアル」的な本を読んでそれを実践した、なんて人はいなかったと思います。
考えてみればこの起業ブームは「金持ち父さん」が火をつけたのでしょうね。
ですのでこういった本はエンジンに火を点けるイグニッションとしてのみ活用しましょう。
実際にギアを入れ、ハンドルを握り、荒野を走るのは読者自身なのです!

と書きつつも、神田昌典の「成功者の告白」を読んで、涙ぐんでいます(笑)

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