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毎日1分!英字新聞 石田

エリザベス女王の夫・フィリップ殿下が死去、99歳

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Prince Philip, Husband of Queen Elizabeth II, Is Dead at 99

Britain’s Prince Philip, Duke of Edinburgh, Queen Elizabeth II’s husband, died at Windsor Castle on Friday morning, Buckingham Palace revealed. He was 99.

■チェック

・Prince Philip 【英国】フィリップ殿下
・Queen Elizabeth II 【英国】女王エリザベス2世
・Duke of Edinburgh 【英国】エディンバラ公
・Windsor Castle 【英国】ウィンザー城
・Buckingham Palace 【英国】バッキンガム宮殿→英王室

■対訳

「エリザベス女王の夫・フィリップ殿下が死去、99歳」

英女王エリザベス2世の夫・エディンバラ公フィリップ殿下が金曜日朝、ウィンザー城で死去した。享年99歳。英王室が発表した。

■訳出のポイント

dead は

「死んでいる」

という形容詞。

~ is dead

「~は死んでいる」 → 「~が死去した」

という言い方は、簡潔で短い表現が好まれる新聞記事では、訃報を伝える際の見出しとしてよく使われます。

duke の語源は

「指導者」 という意味のラテン語 dux 。

通例 Duke と大文字表示で、

「公爵」 「~公」

の意味になります。

Duke of Edinburgh

「エディンバラ公(爵)」 は

イギリスの

Queen Elizabeth II 「女王エリザベス2世」 の夫

Prince Philip 「フィリップ殿下」 の称号です。

ちなみに、

Prince という称号については、決まった日本語訳があるわけではありませんが、外務省では 「王配殿下」 という言い方が用いられ、一般的には 「殿下」 が使われているため、今日の対訳でもこれにならっています。

ちなみに、「王配」 という聞き慣れない言葉は、”女王の配偶者” ということですね。

英語では

prince consort あるいは king consort で、

その称号として prince が与えられるということです。

Buckingham Palace

「バッキンガム宮殿」 は

ロンドンにあるイギリス国王(女王)の宮殿としておなじみですね。

イギリス王室を象徴する宮殿であることから、

「英王室」

を指して用いられることも多くなっています。

エリザベス英女王と73年渡り連れ添ったエディンバラ公爵フィリップ殿下が99歳で死去したニュースです。

ロンドンのウェストミンスター寺院では9日午後6時から、殿下が生きた99年間をたたえ、1分ごとに計99回の鐘が鳴らされました。

バッキンガム宮殿やウィンザー城の前にはたくさんの人々が追悼の花を手向けたものの、英政府はコロナ対策への配慮から市民に王室の居宅に集まったり追悼の品を置かないよう呼びかけています。

王室側も市民に対して、フィリップ殿下のために花束を手向ける代わりに、殿下が支援した数々の慈善団体への寄付を検討して欲しいとの声明を発表。

また、王室の公式サイトには追悼の言葉をオンライン記帳できる芳名録ページが用意されました。

王室にとっても英市民にとっても、コロナ禍ならではの喪のあり方が余儀なくされていますね。

■編集後記

Wikipediaでフィリップ殿下の記事を読むと、彼が普段からユーモア好きで、時々その多くが失言として報じられていることを知りました。デイブ・スペクターも脱帽か・・・

「イギリスでは、親が子供を学校に行かせるのは家に居させたくないからだよ」
(2013年 学校教育の重要性を説いた本を出版した著者に対して)

「なんとか食べられずに済んだのですね」(1998年パプアニューギニアを探検した学生に対し)

「きみは太りすぎているから無理だろう」(2001年「将来宇宙飛行士になりたい」と語った少年に)

「うん、この工事はインド人がやったに違いない」(1999年スコットランド訪問時、ワイヤーが外れたヒューズの箱を見て)

などなど、思わず吹き出してしまいますね!すごく偉大な方を僕らは失ったわけですね・・・

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(裏)フィリップ殿下の失言集、作りたい・・・

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